往年のサウンドノベルの雰囲気を持った「恐怖夜話」感想、レビュー
短編ビジュアルノベルホラーです。
山の話と海の話、そして真相編の合計3話の怪談が収録されています。
すべてのシナリオを遊んでも1時間も掛からずに終わると思います。
サッカー部の合宿の日の夜、先生は自身が体験した奇妙な話を始める…
Steamにて配信されています。
・学校であった怖い話などの古いサウンドノベルを遊んでいた世代
・サクッと遊べる作品を探している方
・昔のサウンドノベルの雰囲気を上手く再現している
・EDテーマがフルボイス
・ボリューム不足は否めない
・すべての謎が回収されるわけではない
・選択肢はゲームにほぼ影響を与えないので好きに選んで大丈夫
・山の話、海の話、どちらから聞いても問題無い、お好みで
チュンソフトの名作である、”学校であった怖い話”や”晦-つきこもり-”の雰囲気を踏襲した作品です。
当時の世代の人にはぶっ刺さるでしょう。
世代ではない人であれば、プレイすることによって当時の雰囲気を感じられるかもしれません。
”海の話”と”山の話”、2話の怪談を読むことからゲームが始まります。
どちらから選んでも問題無いので、お好みで選びましょう。
2話の怪談を読み終えると、”供養編”(真相編)をプレイすることができるようになります。
個人的な感覚ですが、どの話も”まぁまぁ”でした。
面白い!というほどではありませんが、読むに耐えないほどではありません。
ただ、”昔のサウンドノベルの雰囲気を再現する”ことには成功しています。
自分は、学校であった怖い話も、晦-つきこもり-も直撃世代です。
小学生の頃にプレイしました。
そんな自分がノスタルジーを感じられたのだから、その時点で本作は成功していると言えます。
AI生成された背景画像もそこまで違和感はありません。
自分もゲームを作るときはAIを使用します。
少し裏技的な話をしますが、”画質や解像度を落とせば”、AIっぽさはかなり軽減されます。
”ドット絵”なんかはあまり違和感が無いでしょう。
↑に貼り付けた4枚の画像は、実際に自分が作ったゲームに使用したものです。
意外にも、AIはレトロな雰囲気を持ったゲームと相性が良いのかもしれませんね。
最後に、少し意地悪な言い方になってしまいますが、、
本作は”よくできたフリーゲーム”くらいの域を出ていません。
特定の人たちに突き刺さる作品ではありますが、ゲームの質、怪談の面白さ、ボリューム、どれを取ってもフリーゲームレベルです。
だからこそ、ED曲がフルボイスだったのには、心底驚きました。
正直なところ、収録されている怪談よりも、よっぽどインパクトがありました。
ちゃんと曲を用意したのは素晴らしいアイデアだと思います。
もし続編のようなものを作るのなら、もう少しボリュームと、怪談のバリエーション、そしてED曲を楽しみたいです。
自分は絶対に買います。

