格闘ゲームは「知識ゲー」です。
長年格闘ゲームを続けていますが、これは動かしようのない事実だと思います。
トッププレイヤーの強さを支えているものは「知識」です。
これは格闘ゲームに限ったことではなく、対戦ゲーム全般に当てはまることでもあります。
たとえば、FPSゲームであれば、マップを頭に叩き込んでいるプレイヤーと、そうではないプレイヤーには明確な差があります。
レースゲームも同様に、コースを頭に叩き込んでいるプレイヤーと、そうではないプレイヤーでは勝負になりません。
格闘ゲームが強い人は「知っている」のです。
何が起こっているのか?
どういう読み合いになっているのか?
どうすれば良いのか?
知っているから強いのです。
蓄積された知識が、攻略を続けてきた姿勢が、プレイヤーの強さを支えています。
アンパンマンのマーチではないですが、、
「わからないままおわる、そんなのは、いやだ!」を続けてきたのです。
ボクは、格闘ゲームにおけるランクマッチは「テスト」のようなものだと考えています。
テストで良い点数を出せば、それが「ランク」に反映されたり、「段位」に反映される。
悪い点数を出せば、「ランク」が下がる、「段位」が下がる。
ランクマッチ(テスト)から課題を持ち帰り、トレーニングモード(プラクティスモード)で予習して、またランクマッチに挑む。
そのサイクルを繰り返します。
トレーニングモードで予習したことがすぐに反映されるわけではありません。
頭で分かっていても操作が追いつかないこともあります。
でも、それは良いのです。
何が起こっているのか?
何をすれば良いのか?
それが分かっていれば良いのです。
あとは慣れの問題です。プレイを続けていれば自然と出来るようになります。
「何だかよく分からんが勝ててしまう」。
これが一番危ないと思います。
よく分からないままに勝てていると、学ぶことを怠ります。
勝てているんだから良いじゃん、自分の姿勢は正しいのだ、と。
そういう人は必ずどこかで行き詰まります。
行き詰まるだけなら良いのですが、本当の問題は「行き詰まったときに何をすれば良いのか分からないこと」です。
普段から学ぶ姿勢を持っているプレイヤーは、行き詰まったときに何をすれば良いのか知っています。
行き詰まったときこそ、負けたときこそが強くなれるチャンスだと知っているのです。
格闘ゲームは、学ばなければどんどんハードモードになります。
ハードモードになって行き詰まったとき、ゲームがつまらなくなるんですよ。
(全然勝てない、もう良いや、自分はここまでなんだ)
学び続ける人間は、そのときは苦労するかもしれませんが、どんどんイージーモードになります。
安定して勝てるようになります。
何より、ずっと成長を感じられるのでゲームが楽しいんです。
学び続ける姿勢を、攻略し続ける姿勢を、ずっと継続し続けてきたのがいまのトッププレイヤーたちです。
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