格闘ゲームで生き残る

【格ゲー考察Part.62】学ばなければどんどんハードモードになるという事実

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格闘ゲームは「知識ゲー」です。

長年格闘ゲームを続けていますが、これは動かしようのない事実だと思います。

トッププレイヤーの強さを支えているものは「知識」です。

 

これは格闘ゲームに限ったことではなく、対戦ゲーム全般に当てはまることでもあります。

たとえば、FPSゲームであれば、マップを頭に叩き込んでいるプレイヤーと、そうではないプレイヤーには明確な差があります。

レースゲームも同様に、コースを頭に叩き込んでいるプレイヤーと、そうではないプレイヤーでは勝負になりません。

 

格闘ゲームが強い人は「知っている」のです。

何が起こっているのか?

どういう読み合いになっているのか?

どうすれば良いのか?

知っているから強いのです。

蓄積された知識が、攻略を続けてきた姿勢が、プレイヤーの強さを支えています。

 

アンパンマンのマーチではないですが、、

「わからないままおわる、そんなのは、いやだ!」を続けてきたのです。

 

ボクは、格闘ゲームにおけるランクマッチは「テスト」のようなものだと考えています。

テストで良い点数を出せば、それが「ランク」に反映されたり、「段位」に反映される。

悪い点数を出せば、「ランク」が下がる、「段位」が下がる。

ランクマッチ(テスト)から課題を持ち帰り、トレーニングモード(プラクティスモード)で予習して、またランクマッチに挑む。

そのサイクルを繰り返します。

 

トレーニングモードで予習したことがすぐに反映されるわけではありません。

頭で分かっていても操作が追いつかないこともあります。

でも、それは良いのです。

何が起こっているのか?

何をすれば良いのか?

それが分かっていれば良いのです。

あとは慣れの問題です。プレイを続けていれば自然と出来るようになります。

 

「何だかよく分からんが勝ててしまう」

これが一番危ないと思います。

よく分からないままに勝てていると、学ぶことを怠ります。

勝てているんだから良いじゃん、自分の姿勢は正しいのだ、と。

そういう人は必ずどこかで行き詰まります。

行き詰まるだけなら良いのですが、本当の問題は「行き詰まったときに何をすれば良いのか分からないこと」です。

普段から学ぶ姿勢を持っているプレイヤーは、行き詰まったときに何をすれば良いのか知っています。

行き詰まったときこそ、負けたときこそが強くなれるチャンスだと知っているのです。

 

格闘ゲームは、学ばなければどんどんハードモードになります。

ハードモードになって行き詰まったとき、ゲームがつまらなくなるんですよ。

(全然勝てない、もう良いや、自分はここまでなんだ)

 

学び続ける人間は、そのときは苦労するかもしれませんが、どんどんイージーモードになります。

安定して勝てるようになります。

何より、ずっと成長を感じられるのでゲームが楽しいんです。

学び続ける姿勢を、攻略し続ける姿勢を、ずっと継続し続けてきたのがいまのトッププレイヤーたちです。











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