格闘ゲームで生き残る

【格ゲー考察Part.25】プレイヤーとのシナジーでさらに強くなるキャラたち【使用人口という視点】

格闘ゲームにおいて、強いキャラクターは多くのプレイヤーに触ってもらえます。

すると、

「プレイヤーたちとのシナジーで、強いキャラがさらに強くなる」

という現象が起こります。

 

1.強いキャラをみんなが触る

2.キャラの攻略が進むのでさらに強くなる

3.さらに強くなったキャラの評価を聞き付けてより多くの人が触る

4.以下2~3の繰り返し

 

ストリートファイター6で言えば、「ルーク」「ケン」「JP」などが分かりやすい例だと思います。

鉄拳8で言えば、「ドラグノフ」、「準」ですかね。

 

強いキャラは、持ちキャラとして使用するのはもちろん、対策のために触るプレイヤーも多いです。

使用人口の多いキャラから対策すると、ゲームでの勝率が上がるからです。

そして、また攻略が進みます。

 

「使用人口が多い」というのは、とてつもない正のシナジーを発揮するのです。

 

新規さんや、初心者さんは、キャラにこだわりが無いのなら、使用人口の多いキャラをピックするのもオススメです。

なぜなら、攻略情報が豊富に存在するからです。

参考になる資料が無く、手探りでゲームを進めるのは骨が折れます。

 

「◯◯を使っているんだけど、××に勝てない。アドバイスをください」

このような質問にも、きっと優しいプレイヤーが答えてくれるでしょう。

 

 

逆に、使用人口が少ないキャラは負のシナジーに悩まされたりします。

 

1.プレイヤーに触ってもらえない

2.触ってもらえないので攻略が進まない

3.攻略情報がシェアされないのでさらに触ってもらえない

4.以下2~3の繰り返し

 

触る人が少ないので、プレイヤーによって強さを引き出してもらう機会も減ります。

対戦する回数も少ないので、対策も後回しにされがちです。

負のシナジーに悩まされます。

 

 

強さとは無関係に、キャラ愛によって使用人口が多いキャラもいます。

ストリートファイターでは、「ジュリ」「ザンギエフ」「リュウ」

鉄拳では、「キング」「吉光」「一八」「ニーナ」

この辺りのキャラは、強さと無関係にキャラ愛によってやり込むプレイヤーが多い印象があります。

 

プレイヤーに愛されるキャラというのも、使用人口に関わってきます。

使用人口が多いというのは、それだけで良いものです。

 

人気キャラの恩恵に預かるも良し、不人気キャラを自ら開拓するも良し。

格闘ゲームには無数の楽しみ方があります。

 

今回は、「使用人口」という視点から格闘ゲームを語ってみました。

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