鉄拳8やたらめったら派生技を付けすぎです。

 

たとえば、

飛鳥には、巡り飛燕(めぐりひえん)という技(1LPRP)があります。

中段~上段の連携です。

ヒットでヒート発動します。

しゃがみステータスが付いているので、相手の上段を潜ります。

ディレイが効くので、頑張ればヒット確認(状況確認)で出し切ることが出来ます。

 

当然ですが、二発目は上段なので、しゃがまれるリスクがあります。

巡り飛燕は素晴らしい技です。

当てられた側は煮えますが、(うわっ!やられた!)と思わされるような技です。

受けが強い飛鳥にぴったりの個性的な技だと思います。

飛鳥使いたちは、巡り飛燕を仕込むのが滅法上手い印象があります。

 

巡り飛燕は素晴らしい

 

鉄拳8では、巡り飛燕に中段派生が付きました。

鉄拳7には無いです。

鉄拳8で中段派生が追加されました。

 

この中段派生、要ります?

巡り飛燕は、それだけで素晴らしい技だったのに、わざわざ中段派生まで付ける必要は無かったと思います。

無駄に読み合いを増やしすぎでは。

 

もう一つ、飛鳥の66RPからの連携を見てみます。

66RPLP、二発目が上段派生、確反なし、ヒットでヒート発動。

 

66RPWP、二発目が中段派生、確反有り(-13F)、ヒットで強化状態へ。

 

66RPLK、二発目が中段派生、確反無し、ヒットでダウン。

 

66RPLKホールド、二発目が中段派生、ガードで有利、チップダメージ有り(白ゲージ削り)、ヒットでダウン。

こんなに派生要ります??

無駄に複雑化してないですか??

 

鉄拳は、ただでさえ難しいゲームです。

技が100以上あるキャラがザラです。

ここまでゴチャゴチャと派生を付けて複雑化したら、新規さんなんて入って来られるわけがないじゃないですか。

 

鉄拳を長く遊んでいる身としても、別に面白くないのですよ。

(中段派生が怖いからしゃがめないんだよね~)なんて、ずっと上段派生を擦られるのも。

(そろそろ上段派生にリスクを負わせるか…)思い切ってしゃがんだら中段派生を食らったときのくだらなさ。

 

誤解の無いように書きますが、派生を付けるのが問題なのではありません。

派生を付けることによって、やれることが増えたり、読み合いの幅が広がることは良いことです。

面白さに繋がります。

やたらめったらと付けすぎなのが問題なのです。

鉄拳8は、その辺りの調整が雑です。

この技にわざわざ派生を付ける必要があるのか??

そう思えるような連携が多すぎます。

この技には中段派生(あるいは上段派生)が無いのか、じゃあ付けようか

そんなノリでやたらめったら付けているような印象があります。

 

自分は鉄拳8のアーマーキングが好きではありません。

その理由も、やたらめったら派生技を追加しているからです。

構えからの中段~上段派生&中段~中段派生。

わざわざ2つ付ける必要あるのか?

どっちかだけで良くないですか?

しかも上段派生は出し切り後に背向けまで移行するというクドさ

 

WK派生なんてどれだけ付ければ気が済むんだ?

もうお腹いっぱい。

作り込む部分を間違えてないですか?

 

ゲームバランスも気になります。

対となる派生技が、まともにリスクを背負っていないことが多すぎます。

 

分かりやすい技をピックするなら、クラウディオの4RK派生

上段派生はガードで有利(+1F)。

中段派生はガードで確反有り(-11F)

中段派生がガードで-11Fは控えめに言って頭がおかしいです。

しかも中段派生はヒットでヒート発動します。

自分はサブキャラでクラウディオを使うのですが、使っている身としてもドン引きです。

ここまで中段に保険が掛かっている意味が分かりません。

そういった意味では、記事冒頭で取り上げた巡り飛燕の中段派生は、-15Fとリスク大なので、まだマシと言えます(そもそも付ける必要は無いと思うが)。

 

鉄拳8では、奈落に上段派生が付きました。

二発目ガードで、確反が有りません。

確反無しはやり過ぎでは?

奈落の一発目をバックダッシュでスカして、二発目の上段派生をガードしたときの虚しさったらありません。

上段だからしゃがめば良い、そういう問題ではありません。

 

ちなみに平八の奈落上段なんて、脅威の+9Fです。

奈落だけでどんだけ面倒な対応を求められるんだ?

ここまで複雑化させる必要があるのか。

 

ゲームバランスや複雑さの問題。

そしてプレイフィールにも大きな問題があります。

 

それを代表する技が、スティーブのウィービングからの派生技(細かく言えば、ウィービング以外からも出せる)です。

中段~中段の連携技です。

フェイントを混ぜてボディパンチします。

 

上記の技は、上段派生の対となるものです。

上段派生は、当然ながらしゃがまれるリスクがあります。

 

では、上段派生を読んで、しゃがみから反撃しようとしたらどうなるか?

フルコンボ確定です。

しかも、ガードされても確定反撃を受けません

 

自分はスティーブ使いです。

この技でカウンターを取ったときの申し訳なさは半端ではありません。

だって、リスクを背負っていないですから。

技の役割そのものはメチャクチャ面白いと思うだけに残念です。

読み合いを仕掛ける側としても、面白くないのです。

 

強く言いたい。

上段派生をしっかりしゃがんで反撃しよう

このような意識高く対応しようとした側、積極的に読み合いを回そうとした側。

これらが馬鹿を見すぎる調整は控えるべきだ。

本当に面白くない。

 

遊んでいて、自分が悪いと思えません。

(上段派生をしゃがめなかったな~)

(中段派生にきっちり確反でお仕置きできなかったな~)

このように思えないのです。

 

こんなの全部対応できるわけないだろ!

これだけ保険が掛かってたら動けるわけないだろ!

読み合いの楽しさよりもストレスの方が勝ります。

 

派生というか厳密には構え移行なのですが、

スティーブの7RPから有利を取って構えからの読み合いを迫る場面です。

大雑把に説明すると、中段のボディフック、上段のガー不で択を迫っています。

 

中段のボディフックなのですが、シーズン2からフリッカー構えに移行できるようになりました。

つまり…

こういうわけの分からない読み合いが発生します。

こんなの要りません。

 

構えからの読み合いが防がれる。

そこで終われば良いじゃないですか。

なぜ読み合い継続なのか分かりません。

そのような技があっても良いですが、少なくともスティーブのボディフックには付けるべきではありません。

 

最後にもう一つだけ。

ヒートスマッシュをガードさせたあとの読み合い。

平八が分かりやすいので取り上げますが、ヒットで壁コン、ガードされても構えから有利な読み合いが展開されます。

ガードされたら終わって良くないですか?

やり過ぎだと思います。

 

長々と書きましたが、、

派生を付けるべき技、構え移行(ステップ移行でも良い)する技などを、ちゃんと吟味しているのか疑問が残るのです。

やたらめったら派生を付けてないですか?

ちゃんと考えて付けるべきだと思います。

 

派生を付けることによって、読み合いの幅が広がり、ゲームが楽しくなるなら何も言いません。

楽しさに繋がっていないです。

作り込む方向が間違っていると思います。

鉄拳8は、無駄に複雑化し過ぎです。

 

廃人ゲーですよ。

たった一つの連携を知らないだけで簡単に蹂躙されます。

やり込んでいる身としても、ケアする部分が多すぎて気持ち良く読み合えないし、新規さんなんて絶対についてこれないと思います。

そして、受け手が防ぎ切れないから、太く暴れるのが本命(逆択)になっているという負の連鎖になっているのではないでしょうか。