格闘ゲームで生き残る

【アーケードの鉄拳は終わっている】という事実を祝福しようと思う

普段のボクはPC(steam)で鉄拳をプレイしています。

 

先日、久々にゲームセンターでアーケードの鉄拳をプレイする機会がありました。

友人との待ち合わせで手待ちになったので、時間を潰すために、ふらっとゲーセンに立ち寄ったんですね。

アーケードで鉄拳をプレイするのは、おそらく4年ぶりくらいになると思います。

 

アーケード用のカードも何も持っていない状態で、オンライン対戦をプレイしました。

 

率直に言うなら、やはりもうアーケードは終わっていますね。

ゲームそのものがラグ過ぎるんです。

 

意外にも対戦相手はすぐに見つかり、対戦を楽しむことはできました。

しかし、steam版と比較すると、ゲームの快適さ(軽快さ)が段違いです。

 

もちろん、そのゲーセンのネット回線の影響も多分に受けるのは理解できますが、それでもラグすぎますね。

12F確反もまともに入らないし、コンボも落としまくるし、投げ抜けの成功率も低いです。

 

さらに思ったのが、ボタンが4つしかないことの不便さです。

もう同時押しボタンが無ければ、まともにプレイできない自分に気付いてしまいました。

アーケードでプレイしていた頃は気にならなかったことですが、家庭用が発売され、家庭用で遊ぶようになってからは、好きなようにボタンをカスタマイズできる利点にどっぷり浸かっていたんですね。

 

鉄拳7というゲームはアーケード時代が長いゲームでした。

たしか家庭用が出るまでに3年くらいは掛かったと記憶しています。

 

当時はもう夢中になってゲーセンでプレイしていました。

ゲーセンで格ゲーのオンライン対戦ができることに本気で感動しましたね。

 

細かいラグも気になりませんでした。

ゲーセンでオンライン対戦が成立するだけで大満足だったのです。

いついかなる時でもゲーセンに行けばオンラインによって対戦が成立するのですから、格ゲープレイヤーにとって最高です。

せっかくゲーセンに足を運んだのに、対戦相手がいなくてCPU戦だけプレイして帰る虚しさを往年の格ゲープレイヤーであれば理解できるでしょう。

 

アーケードの大会にも何度か参加しました。

オンラインの恩恵を充分に理解しつつも、やはりゲーセンで筐体を挟みながら対戦する楽しさったらないです。

それどころか、人の対戦を見ながらギャラリーしているだけで楽しいんです。

 

普段はオンラインで見かける相手と、オフラインの大会で出会ったりすることもありました。

当時のボクは名古屋の大会に出場したのですが、そこには大阪勢も遠征で訪れてくれたりして、本当に盛り上がりましたね。

凄くマニアックなことを言うと、その大会で飛鳥使いの強豪である”七英雄くじんしー”さんにボコボコにやられました。

本当に懐かしいですね。

 

さて、さまざまな思い出のあるアーケードですが、今回たまたまプレイして、何だか素直に卒業する気持ちになれました。

 

いま鉄拳をガチでプレイするなら、やはりsteamでしょう。

もうアーケードとは段違いの快適さです。

steamをプレイすれば、アーケードではまともにプレイできません。

 

少し寂しいですが、いまはそれほどオンライン環境も整備され、技術も進歩したということで、喜ぶべきことです。

格ゲープレイヤーであれば、快適な対戦環境を素直に受け入れるべきです。

 

アーケードはもう終わっているという現行の事実をボクは祝福したいと思います。

もし鉄拳8が稼働して、アーケード先行であったなら、また必ず遊びに行きます。

 

ありがとうアーケード鉄拳!

また会う日まで!

RELATED POST
格闘ゲームで生き残る

格ゲーでコンボを妥協することの重要性

2022年2月16日
珠音真珠も生き残る
「コンボを妥協する」といえば少し聞こえが悪い気もしますが、格ゲーで勝つためには非常に重要なテクニックです。 相手の体力に合わせてコンボのレシピを変えるのは、格ゲーにおいて最重 …