鉄拳のプロゲーマーであるAlsran Ash(アルスラーンアッシュ)選手がYouTubeにてキャランクを公開しました。
動画を見るのが面倒な人のために、アッシュ選手のランクを画像で切り取りました↓

トップ5は、ブライアン、アンナ、クラウディオ、ドラグノフ、ニーナの順でアッシュ選手はランクを付けています。
個人的には、アッシュ選手のキャラランクには概ね同意です。
自分も一人の鉄拳プレイヤーとして、いまの環境でランクを付けるのなら、大体こんな感じになるだろうな、と思います。
ただ、そのなかでも賛否ありそうなのが、ドラグノフをトップ5に入れている点です。
鉄拳8もシーズン2になり、キャラランクが変動しました。
シーズン1では、誰もが認める強キャラだったドラグノフは、シーズン2になって大幅に弱体化されました。
そんなドラグノフが、、
本当にいまでもトップ5に入るほど強いのか??
いまでも最強格なのか??
自分なりに思うところを書いてみます。
結論ですが、ドラグノフはいまでも十分に強いと思います。
いきなり夢のないことを言いますが…
鉄拳シリーズで、人間が使いこなせる限界の難易度がドラグノフくらいなのではないか?と自分は考えています。
自分は鉄拳を20年近くプレイしていますが、限りなく理論値を引き出せるのは、ドラグノフくらいが限界だと思っています。
たとえば、鉄拳シリーズ最高峰の難易度を誇る三島ですが、人間が使いこなすのは無理です。
使いこなすとは、限りなく理論値を引き出すという意味です。
鉄拳7から振り返っても、競技シーンで三島が結果を残したことがどれだけあったでしょう??
つまりはそういうことです。
対して、ドラグノフは上手いプレイヤーであれば、限りなく理論値を引き出せます。
完璧に使いこなすのなら100点、ただし使いこなせなければ70点。
そこそこ使いこなせれば安定して80点。
ドラグノフは後者のキャラです。
つまり、実践的なキャラクターであるわけです。
操作難度の観点から見ても、ドラグノフは非常に扱いやすいキャラと言えます。
そういった意味では、ドラグノフがトップ5に入っても不思議ではないと思います。
ましてや、トップレベルになると、”理論値の引き出しやすさ”という要素は、決して無視できない部分でしょう。
ところで、鉄拳シリーズのベテランであれば、”ドラグノフは簡単”という評価をする方が多いと思います。
果たして本当に”簡単”なのでしょうか。
パッと思い付くものを羅列してみます。
・アサルトは安定して出せるか?
暴れを潰す形(フレームを埋める形)でアサルトを入力できているか?など
・スカ確は、3RPや4RKLKなどのワンコマ技だけではなく、236LPや236RPを入れられているか?
・-14Fにちゃんと4RKLKを返しているか?
・10Fカウンター確認(LPRPLP)は安定して出来ているか?
こうして羅列してみると、簡単と思えるキャラでも、理論値を引き出すのならそれなりに難しいことを要求されるのが分かります。
ただ、トッププレイヤーであれば、可能でしょう。
”実践的”という意味でも、ドラグノフがトップ5に入るのは個人的には納得できます。




