![](http://tamane-pearl-survive.com/wp-content/uploads/2024/01/20240119161951_1-300x169.jpg)
一人称視点のホラーゲームです。
夢のなかに閉じ込められた主人公が、部屋に潜む怪異を見つけ出し、カメラで撮影することで脱出をはかります。
8回連続で怪異を見つけ出すことができたらゲームクリアです。
去年に大ヒットした「8番出口」ライクな作品です。
それほど怖さはありません。
ジャンプスケアやグロも無いので、怖いのが苦手な方でも大丈夫だと思います。
・8番出口が好きな方
・8番出口にイライラした方
・間違い探しが好きな方
・サクッと遊べるゲームを探している方
初見でも30分から1時間くらいでクリアできると思います。
・移動が早い
・ゲームのテンポが良い
・怪異の数が多い(81個)
・リセットと引き換えに怪異の場所を教えてくれる機能がある
・8番出口のシステムを踏襲しながら、さらに快適にブラッシュアップされている
・やや理不尽な初見殺しの怪異がある(手形のこと)
・(ここにも怪異を仕込めば良かったのに…!)と思える箇所がチラホラある
・音も気にすること、できればヘッドホンプレイ推奨
・ベッドから起き上がるシーンはインタラクトボタンでスキップできる
・怪異が見当たらない場合、素直にラジオを利用してヒントを得ること
当てずっぽうで怪異を撮影するより、ヒントを得たほうが後々のためになる
![](http://tamane-pearl-survive.com/wp-content/uploads/2024/01/20240119194508_1-300x169.jpg)
8番出口をオマージュした作品でありながら、しっかりと8番出口と差別化されています。
個人的には8番出口よりも好きです。
本作の舞台である部屋には、必ずどこかに怪異が潜んでいます。
異変のある無しを問われる受動的な8番出口よりも、自ら怪異を探して歩く能動的な作りとなっています。
また、8番出口は異変が「ある」と「無し」の二択なので、どうしても運の要素が絡みます。
対して、本作は必ず怪異が潜んでいるので、見つけられなければプレイヤーの負けです。
8番出口に極めて近いシステムを踏襲しながらも、プレイヤーの受ける印象は全く違います。
本作の方が圧倒的にユーザーに対してフェアであり、納得感があるのです。
たとえ怪異を見つけられなかったとしても、怪異の場所のヒントを得られる機能もあります。
![](http://tamane-pearl-survive.com/wp-content/uploads/2024/01/20240119162319_1-300x169.jpg)
ゲームがリセットされることと引き換えに、ラジオを拾えば怪異のある場所を音で知らせてくれます。
しかも、ラジオはインタラクトボタンを「長押し」で拾うので、間違えて拾ってしまうことがありません。
細かいですが、この辺りの気配りが本当に素晴らしいです。
さらに、ゲームをクリアすると、「一度見た怪異は出現しないモード」もプレイできるようになります。
![](http://tamane-pearl-survive.com/wp-content/uploads/2024/01/20240119195507_1-300x169.jpg)
怪異をコンプリートしたい方も快適も遊べます。
ゲームを隅々まで遊び尽くせる、ユーザーフレンドリーな仕様も本作の評価を上げています。
もし、8番出口のように、怪異が出現しないパターンも欲しいのなら「ナイトメアモード」でプレイすれば良いです。
ノーマルモードと違って、確実に怪異が出現するわけではないので、やりごたえが増します。
ほぼ言いがかりですが、、、
(ここにも怪異を仕込んで欲しかった…)という場所がチラホラとあるのだけが唯一の不満です。
8番出口にイライラした方は、偽夢をプレイしてみましょう。
偽夢の方が好き、という方もきっと多いのではないでしょうか。