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平成の香りがする日常系ホラー「ホラー短編集」感想、レビュー

1.「ホラー短編集」ってどんなゲーム?

1話5分ほどで読める短編怪談が詰め込まれたビジュアルノベルホラーゲームです。

全部で6話の怪談が収録されています。

フリーゲームとして配信されています。

 

2.どんな人におススメ?

・日常系ホラーが好きな方

・平成の空気が好きな方

 

3.良かったところ

・どの話も面白い

・どの話もオチが良い

 

4.ちょっと気になったところ

・テンポが悪い

 

5.今からプレイする方へ

・どの話から読んでも良い

 

6.珠音真珠の感想

短編怪談が詰め込まれたビジュアルノベルホラーゲームです。

個人的に、どの怪談も面白かったです。

 

良い意味で、大仰な話はありません。

どれもギリギリ本当に起こりそうな日常系の怪談です。

背景に使われている画像も、生活臭という名のリアリティに溢れています。

 

そして、平成っぽい空気が随所に漂っているんですよね。

ノスタルジックな空気を味わえるのも本作の魅力になっています。

ゲームの登録日を見ると、2018年(平成30年)となっているので、実際に平成に作られた作品なのだと思います。

ガラケーとか本当に懐かしいですね。

 

どの怪談もオチが上手いと思いました。

起承転結がハッキリしながらも、下手に引き伸ばさずにスパッと終わります。

この切れ味によって、読後感が良いです。

 

気になるところとして、テンポが悪いです。

文章が表示されたあとに数秒のウェイトタイムがある。

SEが鳴り響いたあとに数秒のウェイトタイムがある。

たまに、フリーズしているんじゃないかってくらい待たされます。

没入感という意味で、ちょっと気になりました。

 

全6話のなかで、とくに「公衆トイレ」「水族館」が好きです。

実際に自分が遭遇したら死ぬほど怖いと思います。









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