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ヲタクを小突く映画「バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー」感想 レビュー

 

1.「バッドマン 史上最低のヒーロー」ってどんな映画?

フランス産のアメコミパロディ映画です。

アメコミだけでなく他のジャンルの映画に対するパロディもあります。

ヒーロー映画の主役に抜擢された主人公が、車の事故により記憶を失ってしまう。

自身を本物のヒーローだと思い込んでしまった主人公は、悪と戦うために立ち上がる…

基本的にコメディ映画であり、下ネタも豊富なので、真面目な方(ガチのアメコミファンなど)はご注意です。

 

2.どんな人におススメ?

・アメコミオタク

・映画オタク

・パロディネタや下ネタ大好きな方

 

3.珠音真珠の感想

PVを見れば何となく分かるように、低予算で作られたB級コメディです。

笑いを取ることが正義と言わんばかりに、これでもかとパロディネタや下ネタを随所にぶち込んで来ます。

頭の柔らかいアメコミオタクであれば、全編に渡って笑えるシーンがチラホラあると思います。

 

いくら低予算映画と言っても、ストーリーは驚くほどまとまっています。

ストーリー的な破綻はほぼありませんし、オチも含めて、良い気分で鑑賞を終えることができます。

普通に最後まで見られる映画となっているのです。

 

しかし…悲しいかな…

それだけに、普通の低予算映画になってしまっているというのが個人的な感想です。

 

ボクとしては、もっと大暴れして欲しかったですね。

DCもマーベルも、大手だけに絶対に破れない「第四の壁」があるのは言うまでもありません。

どうせパロディをするのなら、それを逆手にとって、もっと大暴れして欲しかったです。

全体的にマイルド過ぎました。

 

決して見られないほどの、どうしようもない作品ではないのですが、それだけに物足りなさが残ります。

ヲタクを小突く程度ではなく、顔面からフルスイングするくらいの衝撃が欲しかったですね。

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