鉄拳にて、知っておくとちょっと得するかもしれない小ネタ、あるいはトリビアを紹介します。
今回は5つ紹介します。
楽しんでください。
1.ファーカムラムのキック当て身(4WK)は足元まで判定が作り込まれている
カムラムにはトリプルリベンジという当て身技があります。
上段と中段のキックに対してカウンターをお見舞いする技です。
画像のように左足を上げるモーションを取ります。
この時しっかりと左足の判定が上方へ移動しています。
画像のように下段を打ってもスカってしまいます。
凄い作り込みですね。
また、技表には書かれていませんが、トリプルリベンジはしゃがみ状態から出すことも可能です。
2.ジュリアの3RPLPは半打撃投げ
ジュリアの代表的なコンボ始動技に大纒崩捶(だいてんほうすい)という技があります。
この技は半打撃投げとも呼ぶべき特殊な性能をしています。
側面から当てた場合も、無理やり正面を向かせて打ち上げます。
横移動で相手の技をスカしたときや、相手との軸がズレている場合でも、安心してコンボを叩き込むことができます。
ただし、背面まで軸がズレてしまうと、さすがに背面浮かせになります。
リロイも双龍天昇(そうりゅうてんしょう3RPWP)という似た技を持っていますが正面を向かせる効果はありません。
ジュリアの大纒崩捶はちょっと特殊な性能をしているのです。
3.左右の足で遅ライ(9nRK)が打てるキャラが存在する
ギガース、マードック、リリ、ポール、ミゲル、ジュリアの6キャラです。
そのなかでも、ギガースとマードックは性能こそ違いますが、ほぼ同じモーションの技を持っています。
左右の足で遅ライを打てるところまで一緒なんですね。
普通のキャラは右足でしか打てません。
それどころか遅ライを打てないキャラまでいます。
ガード時のフレームは、ギガース、マードック、ミゲルは右足が-11フレーム、左足が-17フレームです。
リリは左右どちらで遅ライを打っても-11フレームです。
ジュリアは左右どちらで遅ライを打っても-18フレームです。
どのキャラもヒット時の硬直を加味すると、左足で遅ライを打つ必要はありません。
右足で遅ライを打ちましょう。
余談ですが、ギガースはあまりにマードックと同じ技を持っているので、鉄拳7で初登場したときには「改造されたマードックなんじゃないか?」という説が流れていました。
4.アマキンのガー不(4RP+LK)はカウンターで相手が発火する
アーマーキングにはダークヴィーナスというガード不能の技があります。
この技がカウンターヒットすると、相手が発火し、炎のエフェクトを纏います。
少し分かりづらいので、拡大しました。
ニーナに炎のエフェクトが付いているのが確認できると思います。
また、ノーマルヒット、カウンターヒットに関わらず、ヒット後にはムーンサルトドロップ(LP+RK)、あるいは振り向いてからの水面蹴り(1LK)が確定します。。
滅多に当たる技ではないですが、一応覚えておくと良いかもしれません。
さらに、よく見ればアマキンのヒットエフェクトは「悪」の文字が浮かんでいます。
とても綺麗ですね。
5.ザフィーナだけスパッツを履く
鉄拳のカスタマイズで、女性キャラの制服コスチュームは、通常スカートの下にブルマを履きます。
しかし、ザフィーナだけはスパッツを履きます。
また、ザフィーナだけ水着(ビキニ)のコスチュームがありません。
ザフィーナは国籍不明の設定ですが、おそらく中東のキャラだと思います。
国柄や宗教的な背景から、ザフィーナだけ特別に憂慮されているのかもしれません。
こちらも作り込みが凄いです。
今回は以上です。
なかなかマニアックだったと思います。
まだまだ鉄拳には小ネタがありますので、今度また紹介させていただきます。
鉄拳は対戦ばかりが取り上げられますが、ネタを掘ってみても楽しめますよ。