人に何かを売る際には、ちゃんと「デメリット」も説明するべきです。
「メリット」ばかりを押し付けて、「デメリット」を説明しないなら信用を失う危険があります。
後々問題が起きたときに、「こんなこと聞いてないよ」などと、お客さんからクレームを頂くことになるかもしれません。
そうなればあなたの信用はガタ落ちです。
賢い客さんであれば、ちゃんと「メリット」と「デメリット」を比較して、「メリット」が「デメリット」を上回っていれば買います。
ちゃんと「デメリット」も説明するべきです。
「訳アリ商品」が大ヒットしたように、あえて「デメリット」を大々的に表記することによって、信用が生まれ商品が売れるといったこともあります。
「デメリット」に対して何かフォローを入れれば、さらに売れる可能性が上がります。
たとえば、「この商品は形が崩れているけれど、味は正規品と同じで量が2倍入っている」など。
この場合は「形が崩れている」がデメリットで、「味は正規品と同じ」、「量が2倍」がフォローになりますね。
ボクが営業の友だちから良く言われていた言葉があります。
「口が上手いやつより、口下手でも正直なやつが結局売り上げで勝つ」。
正直というのを、少しロジカルに紐解けば、「デメリット」をちゃんと説明するということになるのでしょう。