商売において、こちらの要求を通すための適切な言葉の使い方について、少し考えさせられる機会があったのでシェアさせてください。
先日スーパーに行ったときに見かけた光景です。
非常に面白いポップ(広告物)だと思いませんか?
賞味期限が迫った商品に「ぼくたちに明日はないんです…」と表記されると、何だかかわいそうになってしまいます。
思わず数品買ってしまいました。
お店側としては賞味期限が迫った商品を売るのが目的なので、ボクはまんまとお店側の要求を受け入れた形となります。
(上手い言葉を使うなぁ、上手い表現をするなぁ)と感銘を受けました。
もう一つ紹介します。
コンビニの扉の張り紙です。
「ヤバすぎるので」という言葉遣いは商売(接客)の場では相応しくありません。
しかし、強いひっぱく感が伝わって来て、ドアを閉鎖せねばならない状況であることが良く分かります。
さらに手書きというのがまたインパクトがありますね。
本当に虫に困っているというのがこちらに伝わってきます。
黒と赤で2色のマジックを使っているのも良いですね。
お客さんからすれば店に入るときにドアを迂回しなければなりませんが、この張り紙を見れば納得してしまいます。
【相手に要求を通す適切な言葉】とは一体なんでしょうか?
商売をしていれば、マニュアル通りの言葉と表現だけでは通用しない場面もあります。
もっと柔軟に考えなければなりませんね。
街のポップや張り紙は商売に対するヒントの宝庫です。
これからもたくさん学びたいと思います。