ゲームで生き残る

なぜボクは「エルデンリング」をやめてしまったのか

エルデンリング、凄い作品ですよね。

きっと今年度のゲーム賞を総なめにすると思います。

 

さて、PS3で「デモンズソウル」が発売されてからフロムソフトウェアのフォロワーが爆増しました。

ボクも例に漏れずデモンズソウルにヤられてしまった一人であり、フロムのファンボーイです。

 

個人的にデモンズソウル以降のフロムゲーを好きな順に並べると…

1.隻狼

2.ブラッドボーン

3.ダークソウル3

4.エルデンリング

5.デモンズソウル

6.ダークソウル

7.ダークソウル2

このような順番になります。(エルデンリングはまだクリアしていないので暫定となりますが、そこはご容赦願います)

とくに隻狼とブラッドボーンは本当に大好きで、トロコンするほどやり込みました。

 

話をエルデンリングに戻しましょう。

 

結論から言えば、ボクは一度エルデンリングをやめることに決めました。

ボクはPCでエルデンリングをプレイしているのですが、すでにアンインストールしています。

そして現在は違うゲームを楽しんでいます。

 

デミゴッドは「マルギット」、「月の女王レナラ」、「ラダーン」、「ゴッドフレイ」、「モーゴット」、「ライカード」を倒すところまではプレイしました。

プレイ時間にすれば50時間ほどはプレイしました。

 

最初に断っておきたいのですが、エルデンリングは素晴らしいゲームです。

決してエルデンリングがつまらないわけではないんです。

 

現状のボクの環境と感性では楽しめないので一度離れることにしただけです。

 

エルデンリングをやめてしまった理由は主に3つです。

 

1.遊び尽くせない

ボリュームがありすぎて遊び尽くせません。

もちろん遊び尽くす必要もありませんし、自分の好きなようにプレイすれば良いのですが、せっかくですし隅々まで味わい尽くしたいと思うのがゲーマーの性です。

NPCのイベントのフラグも複雑過ぎてわけがわかりません。

勝手に話が進むし、勝手にどっかに行っていなくなってしまいますし。

これまでのフロムゲーがそうだったように「どうせ攻略サイト見るんでしょ?」と言わんばかりの不親切さが今作でも健在です。

それでもアップデートによって地図上にNPCの位置が表示されるようなったり、少しづつ遊びやすくなっています。

どうせ遊ぶのなら、もっと遊びやすくなってから遊ぼうという気持ちの方が強いです。

社会人として仕事をしながら少ない時間でプレイし続けるのがあまりに辛いというのもあります。

もしボクがニートで、有り余る時間があり、好きなだけエルデンリングを遊べる環境であったのならきっと神ゲーとして褒め称えていた可能性が高いです。

 

2.あまり好みのゲーム性ではない

個人的な感覚ですが、過去作と比較して、エルデンリングはダークソウル2にもっとも近いと思います。

ダークソウル2と言えば、フロムファンならしかめっ面になってしまうかもしれませんが、一番RPGらしい作品です。

そしてエルデンリングも、とてもRPG色が強いです。

逆に言えば、アクションゲームとして見るなら非常に荒いバランスとなっています。

これからアップデートによってどんどん改善されると思いますが、現状はアクションゲームとして楽しいとは言いづらいのが本音です。

戦っていて楽しい敵がほぼいないんですよね。

一部の戦灰や遺灰が強すぎます。

とくに遺灰は本当に自分の好みではないです。

遺灰とは味方を召喚して戦う技ですが、敵のヘイトがこちらに向かないようにして、後ろから斬りつけるような戦い方は正直とてもくだらなく思えてしまいます。

「だったら使わなければ良い」というのも正論ですが、別に縛りプレイをしたいわけではないのです。

デミゴッドであるラダーン戦も本当につまらなかったです。

沢山の味方を召喚して戦うのですが、あまり楽しいとは思えませんでした。

さらに、まともに敵を相手にするよりもアイテムだけ取って駆け抜けるというプレイが強すぎるのも好みではありません。

これは過去作もそうでしたが、今作は馬に乗って高速で移動できるのもあり、敵を無視して駆け抜けるのがさらに捗るようになっています。

全体的に(じゃあ結局それって面白いのか?)と自問自答すると、答えは否というプレイ体験が多かったです。

 

3.飽きた

これは認めざるを得ません。

エルデンリングは完全新規のゲームですが、実際はダークソウル4というタイトルでも違和感が無いような作りになっています。

オープンワールド(オープンフィールド)になったとしても、ボクはあまり本作に新鮮味は感じませんでした。

自分でも認めたくないのですが、もうこのシリーズに飽きたんだと思います。

また遊びたくなったころにプレイした方が楽しめそうなので、一度ゲームから離れます。

 

繰り返しますが、エルデンリングは素晴らしいゲームですし、決してつまらないわけではありません。

そのボリュームと濃すぎる味付けを、現状のボクは味わい尽くせないのです。

 

少なくとも今年はエルデンリングから離れようと思います。

楽しさよりも徒労やストレスの方が勝ってしまっているので、とりあえず他のタイトルを遊びます。

また遊ぶ日を楽しみに、エルデンリングは一度お休みです。

 

もし、自分が学生の頃にこのゲームを遊べたら…と思うばかりですね。

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