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【格ゲー考察Part.27】『鉄拳力』の弊害【鉄拳8】

鉄拳8には「鉄拳力」という要素があります。

ランクマッチの戦績やプレイの内容に応じてポイントが変動する「やり込み度」のようなパラメータです。

プレイヤーの実力を測る上で重要な数値です。

 

この鉄拳力ですが、前作である鉄拳7から追加されました。

正直に言うと、ボクは当時から全く気にしていませんでした。

(何だ?この数値?)くらいの感覚で遊んでいました。

鉄拳8になっても変わらず、特に気にしたことがありません。

 

しかし、フレンドや周りのプレイヤーと話してみると、「鉄拳力」を気にしている方が多いんですよね。

特に多いのが「鉄拳力に差があると同じ段位でも萎える」という意見です。

 

その意見を聞いてからプレイしてみると…

たしかに気になる人の気持ちも分かります。

 

同段なのに、鉄拳力では10万くらい差がある。

 

このような試合になると、アンフェアに思えてしまいますよね

「鉄拳力=強さ」ではありませんが、鉄拳力で10万の差があるなら、良い勝負にはならないでしょう。

 

差が10万ならまだマシな方で、酷いときには20万くらい差があるマッチングもあります。

(そりゃあリマッチしないよな…)と思ってしまいます。

 

個人的な印象ですが、

「龍段」~「帝段」くらいが魔境です。

鉄拳力10万~30万くらいの人たちがひしめいています。

ここら辺で苦しんでいるプレイヤーも多いのではないでしょうか。

 

「神段」~「王段」まで上がると少し落ち着きます。

ここまで来ると、鉄拳力そのものがあまり気になりません。

(ここまで来れるんだからそりゃ強いよね)と心理的に納得できるのもあります。

 

しかし、鉄拳力が20万くらいの鉄拳王と、40万ある鉄拳王では明らかに後者の方が強い場合が多いです。

王段クラスだったらまだ良いですが、龍段に30万とかのプレイヤーがいるのはちょっと問題のような気がします。

こうなってくると、(段位とは一体何ぞや…?)という気がしてきますね。

 

 

お互いに鉄拳力を非表示にして、一戦終わった後で任意に鉄拳力を表示するシステムはどうでしょうかね?

リマッチ画面で「鉄拳力を表示」みたいなボタンを押せば鉄拳力が表示される。

 

マッチングを成立させた時点で、必ず一戦は勝負しなければなりません。

一戦目は鉄拳力というノイズの無い状態で戦うことが出来ます。

少なくとも、相手の鉄拳力に気圧されたり、萎えたりすることはありません。

純粋に勝負を楽しむことが出来ます。

一戦終えて、鉄拳力を表示してからリマッチするかどうかを決める。

あるいは、鉄拳力を表示せずリマッチを開始する。

プレイヤーに委ねた方が納得感があるでしょう。

 

完全に勝負が終わってから鉄拳力を表示するのも良いかもしれません。

相手に2回勝利する、リマッチをしない、これらの時点で初めて鉄拳力が表示される。

 

あるいは、鉄拳力が上のプレイヤーに負けた場合はポイントの変動を少なくするとか。

鉄拳力に関係無く、段位だけでポイントの増減を決めてしまうのは乱暴だと思います。

そりゃあ相手を選ぶようになりますよね。

 

これまで鉄拳力なんて気にしたことがありませんでしたが…

一度気になればずっと気になるもので…

 

勝負に対する意識が濁りますよね。

鉄拳力に対する何らかのテコ入れをする必要があるのではないでしょうか。

 

現在の仕様では「RPGが横行する」と思います。

※RPGとは勝てる相手とだけ戦ってポイントを稼ぐ戦法です

 

鉄拳力が低い相手とだけ戦い、鉄拳力が高い相手からは逃げる。

悪質なプレイヤーになると、鉄拳力が高い相手とマッチングした時点で切断などするかもしれません。

 

鉄拳力は面白い要素だと思いますが、弊害もあると思います。

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