格闘ゲームで生き残る

【格ゲー考察Part.10】なぜ格ゲーはつまらないのか?それは「分からない」(知らない)から

格闘ゲームは、そのゲーム性や難易度から辞めてしまう方がとても多いジャンルのゲームです。

なぜ格ゲーはつまらないのでしょう?

それは「分からないから」だと自分は考えています。

 

たとえば、

足し算と引き算が分からない人に、掛け算と割り算の問題を出題され、それが解けなければ一方的に罰を与えられる。

そんなことをされたら算数が嫌いになるのは当たり前ですよね。

 

格ゲーも同じです。

何も分からないのに、一方的にボコボコにされたらつまらないに決まっています。

勝てなければつまらないに決まっています。

しかも、結局どうして良いのか分からないのです。

そりゃ辞めてしまいます。

 

格ゲーは知識ゲーなんです。

覚えゲーなんです。

ゲームの攻略において、知識が占める割合が他のジャンルのゲームの比じゃないんです。

何も分かっていなければ、勝てないどころか、ゲームとして成立しないくらいに知識が大事なんです。

 

 

テトリスのルールを理解していない人がテトリスをプレイしてもゲームになりませんよね。

何度かプレイしたあとに、コントローラーを投げ出してこう言うでしょう。

「何だこのクソゲー?何が面白いんだ?超つまんねぇ」

これと同じことが格ゲーでも起こっているのです。

 

ただ、テトリスと格ゲーが大きく違うのは、ルールやゲームシステムの複雑さ。

そして、ゲームを理解するまでの導線が上手く引かれていないことです。

 

格ゲーの有識者たちはこんなことを言うでしょう。

「そんなに難しく考える必要はないよ、このキャラでこうやってれば簡単に勝てるよ」

 

勝てません。

少なくとも、格ゲーの有識者はちゃんと知識があるから勝てるのです。

最低限の知識が無ければ、ゲームにすらならないのが格ゲーです。

 

 

そのレベルだったら別にキャラ対(相手キャラへの対策)なんて必要ないよ。

無理に知識を詰め込む必要なんてないよ。

 

逆です。

分かってないからこそ最初に知識が必要なんです。

強いプレイヤーの強さの根幹を支えているのは、間違いなくこれまで積み上げてきた知識です。

 

何となくプレイしながら強くなれるのは才能のある人間です。

ボコボコにされても心が折れない強い人間です。

 

他に楽しい娯楽が山ほどある現代で、わざわざ嫌な思いをしながら格ゲーをプレイし続ける人は少数派でしょう。

いまでこそeスポーツの台頭で格ゲーが盛り上がっていますが、一昔前は滅びる直前のジャンルだったのです。

 

どうすれば勝ちなのか?

どのようなシステムがあるのか?

どのような戦法がゲーム的に強いのか?

 

最初にちゃんと学ぶ必要があります。

 

このキャラは飛び道具があるから遠距離は分が悪いな

なるべく近づこう

 

このキャラは強力な投げ技(コマ投げ)を持っている

接近されたらヤバそうだ

 

これらの知識が有るのと無いのでは、プレイに雲泥の差が出ます。

どんなに強いプレイヤーでも、知らない連携を一方的に押し付けられたら負けます。

 

断言しますが、格ゲーにもっとも必要なのは知識です。

反射神経やコマンドテクニックなんて二の次です。

そんなものはやっていれば勝手に身に付きます。

自然に慣れます。

 

知識を身に付けましょう。

まずは学びましょう。

あなたが下手なのでもなく、あなたが弱いのでもありません。

あなたをボコボコにした相手プレイヤーも、あなたよりゲームを知っているから勝てているだけです。

 

幸いにも、最新作であるストリートファイター6では、モダン操作というシステムが搭載されています。

複雑なコマンド入力を必要とせずとも必殺技が出せます。

コンボだって自動で繋いでくれます。

 

 

操作の練習なんて最小限で良いのです。

まずは知識です。

もうちょっと遊んでみませんか?


 

※ここから格ゲーおじの悲しき過去

ボクは格ゲーを20年以上続けています。

たくさんの人に教えたし、たくさんの人が辞めていくのを見ました。

それも無理のないことだと思います。

だって、格ゲーは難しいですもん。

他にもっと簡単で手軽に楽しさを味わえる娯楽がいくらでもありますもん。

 

ゲーセンに行っても、誰もいなくて、乱入を期待してCPUを相手に適当に遊ぶ。

結局誰も乱入して来ないから帰る。

 

そんな冬の時代を過ごしてきた身からすれば、いまの格ゲーシーンは本当に神環境と言わざるをえないです。

せっかく格ゲーに興味を持って始めたのに、ボコボコにされて辞めてしまう。

仕方のないことですが、ほんの少しでもボクは辞める人を減らしたいのです。

たった一人でも、格ゲーを楽しんでくれる人が増えれば、こうやって記事を書いた甲斐もあるというものです。

 

たかが、格ゲー。

でもボクは20年以上やり続けているのです。

格ゲーって本当に面白いんですよ。

これほど面白い娯楽は無いですよ。

ぜひあなたにも面白さを味わって欲しいのです。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!

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