![](http://tamane-pearl-survive.com/wp-content/uploads/2022/03/グラセフV-300x169.jpg)
ミッションをクリアしながらストーリーを進めるオープンワールドのアクションゲームです。
三人の主人公が用意されているので、自分の好きなようにキャラクターを切り替えながら遊ぶことができます。
![](http://tamane-pearl-survive.com/wp-content/uploads/2022/03/グランドセフトオート5-300x169.jpg)
おおまかなストーリーは「トラブルに追われた愚かな男たちが銀行強盗する」というものです。
・オープンワールドのゲームがプレイしたい方
・長く遊べるゲームをプレイしたい方
・強盗などの犯罪ゲームがやりたい方
・自由度が高いゲームをプレイしたい方
・良い意味で荒いゲームバランス
良い意味でゲームバランスが荒く、結構ズルいプレイもできます。
たとえば、まともに正面から敵と戦うのではなく、遠くから一方的にロケットランチャーを撃ちまくったりなど。
自由度が高いゲーム性とマッチしていて、とても楽しかったです。
・みんな大好きトレバーおじさん
![](http://tamane-pearl-survive.com/wp-content/uploads/2022/03/トレバー-300x169.jpg)
主人公の一人ですが、とても魅力的なキャラクターです。
典型的なトリックスターであり、良くも悪くもトレバーが絡むと大きくストーリーが動きだします。
とにかく見ていて飽きないキャラなんですよね。
こんな個性的なキャラクターをよく作ったと思います。
・警察から逃げ切るのが容易になった
今作から警察から逃げ切るのが容易になりました。
車を塗装せずとも逃げ切ることができます。
これは本当に素晴らしい改善点です。
快適にゲームがプレイできました。
・車以外の乗り物の操作が難しい
とくに飛行機やヘリは本当に難しいです。
ストーリーで何度も乗ることになるので、その度にちょっとだけ嫌でした。
・移動が面倒
これはオープンワールドであれば仕方ないですね。
しかし、ファストトラベルも無いのはさすがに面倒でした。
ストーリーも長距離を移動することが多いので、なおさら面倒な場面が多かったです。
とくに特定の車両にしか乗れないような場面は結構ストレスでしたね。
・爆薬系の武器は絶対に用意しておくこと
爆薬系の武器を持っているかどうかで難易度が大幅に変わります。
威力が高く、複数の敵をまとめて倒すことが出来るので、戦闘では必須です。
敵は車に乗り付けて来ることも多く、その際には車ごと爆破すると非常に楽に戦闘を進められます。
手榴弾、グレネードランチャー、ロケットランチャー、これらの弾は切らさないように常に用意しておきましょう。
・主人公の特殊スキルはガンガン使うこと
三人の主人公にはそれぞれ特殊能力が設定されています。
フランクリンは運転中にスローになり車がスリップしなくなる。
マイケルは戦闘中にスローになり、ヘッドショットなどが容易になる。
トレバーは無敵になり、攻撃力も上がる。
L3ボタンとR3ボタン(左右スティック)を同時に押すと発動することができます。
とても強力な能力なので温存せずにガンガン使いましょう。
チート級に強いので、大抵の場面は特殊能力を発動すれば切る抜けることができます。
![](http://tamane-pearl-survive.com/wp-content/uploads/2022/03/グラセフ-300x165.jpg)
正直に言います。
ボクはグランドセフトオートシリーズが大嫌いでした。
「こんなのゲームじゃない」
ボクはグラセフに対してこのような思いを抱いていたのです。
ボクが初めてシリーズでプレイしたのはグラセフ3でした。
当時、イケてるクラスメートがボクの家にソフトを持ってきたのです。
ゲームを起動して目が点になったのを今でも覚えています。
「ゲームのなかに世界がある」
オープンワールドという言葉など無かった(少なくともボクらは知らなかった)時代です。
(ゲームってこんなことまで出来るんだ)と驚愕しました。
走っている車を奪って乗り回すことができますし、ただ歩いている市民に銃を向けることもできます。
(ゲームってこんなことまでやって良いんだ)と、あまりの自由度に舌を巻きました。
しかし、ゲームとして見ればどうでしょう?
あまりに荒すぎましたね。
夥しい数のバグがありましたし、ゲームバランスも滅茶苦茶でした。
まともにプレイする気が失せるほどに、理不尽な難易度だったのです。
さらに、警察の手配度システムが物凄く嫌いでした。
自由度が高いゲームなのに、自由にプレイすることにペナルティが科せられる。
鬱陶しくて仕方がなかったです。
「こんなのゲームじゃない」
これには2つの意味があります。
ゲームの世界に現実の世界が再現されていることの凄さ。
そして、ゲームとして成立していないほどのバランスの悪さ。
この2つです。
たしかにグラセフは凄い作品です。
しかし、ボクは面白いとは思えなかったのです。
ゲームとして見れば、あまりに滅茶苦茶すぎました。
適当に暴れてストーリーを進めて警察に追い回されているうちにすぐに飽きてしまいました。
それから、ボクはアンチグラセフとしてのゲームライフを送ることになります。
そんなボクは、ある日ただ何となくセール中という理由でグラセフ5を購入しました。
(まぁ暇になったら久々にプレイしてみよう)くらいのテンションです。
そして、実際に暇になったのでプレイしてみると…
(え?普通にゲームとして成立してるじゃん)という嬉しい誤算からゲームが始まりました。
警察の手配もそれほど鬱陶しくありません。
グラセフ5は古いゲーム(2013年発売)ですし、今プレイすると、実際に少し古臭い印象を受けますが、それでも十分に面白い作品だったと胸を張って言えます。
結局はオープンワールドを好き勝手に暴走して銃をぶっ放しているだけで楽しいんです。
そこに魅力的なストーリーも加われば、それだけで名作になるのです。
どこまでも愚かな男たちの群像劇がプレイヤーの心をとらえて離しません。
「妻を寝取られたから相手をぶっ殺しに行く」
「モメている商売敵をぶっ殺しに行く」
「金が必要だから銀行強盗する」
一体どこまで愚かなんでしょう。
こんなミッションばかりです。
銀行強盗する際には、逃走車両の用意から現場の下見まで、なかなかリアルだったりするのも楽しいポイントです。
サブミッションも含めて、ボリュームも凄まじいので長く遊びたいゲームを探している方にもおススメできます。
とにかく、自分のようなグラセフをゲームとして認めていなかった、グラセフが嫌いな人にこそプレイして欲しい作品です。
ボクはグラセフ6が出たのなら、おそらく発売日に購入するでしょう。
初めてグラセフの面白さが分かりました。
初めてグラセフを最後までプレイしてクリアしました。
本当に楽しいゲームでした。