EVO2024にて、「リディア・ソビエスカ」のDLCが発表されました。
これは嬉しいです。
ボクのメイン候補です。
間違いなく攻略記事を書くことになると思います。
(え?リディア?誰?)
そう思っているプレイヤーも多いでしょう。
前作である鉄拳7をプレイしていない方からすればなおさらです。
そこで、前作でのリディアについて解説します。
「リディア・ソビエスカ」は鉄拳7の最後のDLCとして登場したキャラクターです。
伝統派空手で戦うポーランドの首相という設定です。
優秀な突進技を持ち、ガードブレイク属性を兼ね備えた構えからの読み合いが強力なキャラクターです。
鉄拳8で無理やり例えるなら、麗奈が一番近い性能だと思います(それでも全然違いますが)。
ジャスト入力を始め、やり込み要素も豊富です。
※青いエフェクトが出ている部分がすべてジャスト入力
構えも豊富です。
構えからさらに違う構えに移行したり、特定の技から構えに派生したり、少しややこしいです。
鉄拳8でどういう性能になるのかは分かりませんが、最初は構えからの読み合いに圧殺される場面が多いと思います。
個人的に、もっともリディアで気に入っている部分が、
立ち途中の確定反撃が11F~15Fまで全て揃っているところです。
この作り込みは鉄拳プレイヤーにはたまりません。
やり込み心をくすぐってくれます。
~リディア・ソビエスカに悲しき過去~
とても作り込まれたキャラクターでありながら、リディアは鉄拳7では影が薄いです。
大会などの競技シーンでもほぼ見かけることはなく、オンライン対戦でも滅多に出会うことはありませんでした。
炎上騒動を引き起こし、鉄拳の神であるKNEEさんに「チート」と言わしめた「リロイ・スミス」。
凶悪な当たり判定のバグを兼ね備えた「ファーカムラム」。
※腰から下の判定が消失していた、下段などが不自然にスカる
この頃の鉄拳7は暗黒期と言っても過言ではありません。
DLCキャラがことごとく強く、DLCキャラというだけで叩かれるような流れがあったのです。
「リロイ」、「カムラム」と続けてぶっ壊れキャラを登場させて、最後に現れたのが「リディア」です。
※厳密には間に「州光」がいます。
リディアもやはり初登場時は強かったです。
例のごとく、叩かれまくっていました。
すぐさまアップデートで弱体化されました。
今だから言いますが、過剰に叩かれたような印象も拭えません。
強かったのは事実ですが、あくまで「強キャラ」の範疇だったように思えます。
リディアは、鉄拳7の末期に登場したのもありますが、初登場時から使用人口は少なかったです。
ジャスト入力などのやり込み要素、豊富な構えなど、やや覚えることが多いです。
職人キャラというほど難しくはありませんが、片手間で扱えるほど簡単ではありません。
少なくとも、「適当に使って強いキャラ」ではありませんでした。
それなりに人を選ぶ性能、そこへアップデートによる弱体化のダブルパンチで、いよいよリディアを使っているプレイヤーはほぼ居なくなりました。
前述したように、競技シーン、野試合ともにリディアを見かけません。
少し話が飛び火しますが、現在鉄拳8にて大幅な弱体化のアップデートが配信されています。
強いキャラを弱体化するのは当然ですし、バランス調整をしてもらえるのは本当に有り難いです。
しかし、弱体化を必ずしも歓迎していない自分がいます。
なぜなら、鉄拳7の歴史を知っているからです。
強キャラとして登場する。
過剰に弱体化されて誰にも触ってもらえなくなる。
これはリディアに限った話ではありません。
鉄拳7のリロイ、カムラムも同様です。
リロイもカムラムも、過剰な弱体化を受けて見向きもされなくなりました。
登場時から弱体化され続けるキャラなんて誰も使いたくないですよね。
あまり同じ歴史は繰り返して欲しくないです。
とくに鉄拳8の新キャラである「アズセナ」は同じような扱いになって欲しくありません。
ボクから見れば、リロイ、カムラム、リディア、アズセナ、どれも本当に素晴らしいキャラたちです。
ややネガティブなことも書きましたが、リディアの登場を心から歓迎します。
夏が待ち遠しくてたまりません。
メインキャラとしてやり込む予定です。
リディア・ソビエスカは、豊富なやり込み要素を備えた、通が喜ぶようなキャラクターです。