2Dスクロールのアクションゲームです。
ただし、アクションゲームとしての出来はお世辞にも良いとは言えません。
どちらかと言えば、ストーリーを楽しむゲームと割り切った方が良いでしょう。
メタ的なネタが豊富なので、そういったのが好きな方は楽しめると思います。
かなり人を選ぶゲームです。
・メタ的なネタが大好きな方
・ゲーム作りやAIなどに興味のある方
・声優の下野紘さんが好きな方
・ゲームの指示に逆らって寄り道するのが好きな方
・軽快な操作感
・音楽が良い(サントラも買ってしまった)
・サイレントヒルのパロディ
・アクションゲームとしての出来が良くない
・演出がくどすぎる
・空中の敵から倒すこと
空中の敵を放っておくと、やりたい放題されます。
・難易度はイージーを推奨
イージーでもそれなりにやりごたえのある難易度です。
ストーリーを重視したい方は迷わずイージーにしましょう。
ゲーム冒頭の選択肢によって難易度を設定できます。
かなり人を選ぶゲームです。
おびただしいメタ的なネタを、「面白い」と感じるか「寒い」と感じるかで評価が真っ二つにわかれるでしょう。
アクションゲームとして見れば、かなり駄目な部類です。
良い部分は軽快な操作感だけです。
スーパーアーマー(攻撃を食らっても怯まない)持ちの敵が多すぎます。
おまけに体力が高く硬すぎます。
敵の攻撃モーションも非常に見づらいです。
技の起こりが分かりづらいので、理不尽な被弾が多くなります。
敵は複数体で現れるので、画面がグチャグチャになります。
敵の種類も少なく使い回しが多いので、すぐに飽きてしまいます。
絵面はスタイリッシュでド派手なのに、プレイしている感覚は、何だかとても退屈です。
面白さよりもストレスの方が勝ってしまいます。
メタ的なネタも、最初は面白いものの、くどすぎます。
セリフはスキップできないし、演出も最後まで見なければならないので、胸焼けしてきます。
しかも、強制的にミニゲームもやらされたりします。
ちょっと作者の自己顕示欲が表に出すぎて、自分はノれませんでした。
作者のやりたいことは凄く分かるし、その試みも面白いものだと思います。
しかし、その前にゲームとしての土台をしっかり作るべきです。
アクションゲームではなく、アドベンチャーゲームとして割り切って作った方が良かったのではないでしょうか。
アイシーのデザインが凄く可愛いのに、ゲーム内で見る機会がほぼ無いのも残念に思います。
全体的に色々と勿体ないゲームです。
否定的な意見が多くなりましたが、決してクソゲーではありません。
癖が強すぎて人を選ぶ作品です。