ライフハックで生き残る

「空いた時間を埋めようとするならずっと時間に追われ続ける」という当たり前のこと

現代人はとても忙しいですよね。

ボクも忙しいです。

普段の仕事があるのはもちろんのこと、家に帰っても炊事や洗濯などの家事をしなければなりませんし、休日だって、友人との予定や副業でゆっくり休む暇がありません。

 

そんな背景もあって、時短や、時間管理術を身に付けようと努力してきましたが、どうにも上手く行きません。

一体どうしてでしょう?

 

最近ようやく気付いたのです。

「空いた時間を活用しようとする姿勢」こそが自らの首を絞めていることに。

 

考えてみれば、当たり前のことなのです。

 

たとえば、業務連絡のツールが、「手紙」から「メール」になりました。

手紙では3日ほどかかった業務連絡が、メールでは1分で済みます。

では、その空いた時間で余暇が出来たのか?

出来ていませんよね?

 

結局は、空いた時間に新しい業務を入れられて、以前より忙しくなっています。

これはプライベートでも同じで、いくら時短をしたところで、空いた時間を違うスケジュールで埋めようとするなら、いつまでも時間に追われ続けるのは当たり前のことなのです。

 

正直に告白すると、ボクは空いた時間を無意味に過ごすことに罪悪感を覚えます。

いつからこうなってしまったのか分かりませんが、(この時間があるなら〇〇が出来たよなぁ…)なんて考えながら生活しています。

 

でも、もう少し肩の力を抜くべきなんでしょうね。

 

隙間なく、びっしり字で埋められた本が読みづらいように、日々の生活でも余白こそが重要なのだと思います。

すべてを意味ある時間にしようとするのは、際限なく働き続けるのと同義です。

そんな生き方を続けていたら、人間はたちまち壊れてしまうでしょう。

 

ゴロゴロしながらスマホをイジったり、ボーっとしながら音楽を聴いたり、そんな時間をもっと大切にしょうと思います。

時間と戦うのもほどほどにして、もっと気楽に生きたいですね。

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