現代は資本主義社会です。
より持っていることが正しいとされる時代です。
いくら持っているか?
いくら稼いだのか?
どれだけ高いポジションにいるのか?
人生において、それらの要素を大切にし、そこで戦う姿勢は正しいと思います。
だって資本主義ですからね。
ただ、ボクはもうその戦いから降りています。
そのゲームを本気で攻略する気はありません。
なぜなら、そこで戦うなら敗北が確定しているからです。
平社員より上司の方が高い報酬を得られます。
上司より経営者の方が高い報酬を得られます。
その経営者ですら、株主には勝てません。
どれだけ持っているかで勝負するのなら、ボクも含めて99.9%の人が敗北確定しています。
ボクらがどこで何をしていたとしても、ボクらよりも持っていて、ボクらより優れた人間がいるのです。
だから、ボクはもうそのゲームから降りたのです。
どれだけ持っているかではなく、どうやって手に入れたのか?
どれだけ稼いだのではなく、どうやって稼いだのか?
そこで勝負しています。
たとえば、ボクはカメラが趣味ですが、ボクが撮った写真は世界で唯一無二のものです。
まったく同じ写真の存在はありえません。
その写真で人を感動させられたり、お金を稼ぐことができたのなら、それはとても素晴らしいことです。
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そのようなところで勝負していたいと思うのです。
いまの例で言えば、より良い性能のカメラ、より良い写真ではなく、自分だけの写真を撮ろうということです。
そこで評価を得た方が幸せだと思います。
いくら持っている?
いくら稼いだ?
そこにいる限りはずっと敗北です。
ボクはそこで勝負し続けようとは思いません。