【映画】A24の悪いところが出た気がする…「バックルームズ」感想、レビュー
インターネット出身の都市伝説を映画化した作品です。
偶然、謎の空間を発見してしまった主人公は、好奇心の赴くままに探索を開始する。
前半部分は120点、中盤以降は40点という感想です。
最初にお断りすると、自分は”バックルームズ”について詳しくありません。
軽く概要を知っている程度です。
あくまで”にわか”による感想として読んでください。
前半の”ワクワク感”は半端ではありません。
偶然にも、バックルームズの入口を主人公は発見します。
”壁抜け”できる箇所を見つけるのです。
謎の空間を探索することとなります。
ここで面白いのが、主人公が”建築技師”の知識を有していることです。
ワケの分からない異空間ですら、ちゃんと”地図”を書きながら探索します。
少しだけ迷ったりするものの、入口まで戻り、現実世界まで帰ってくるのです。
凡百の映画であれば、異空間に放り込まれたら戻ってこられないじゃないですか。
異空間でパニックに陥り右往左往する
そんな展開になるかと思いきや、主人公が”有能”なのです。
この捻りは上手いと思いました。
この場所を独りで探索するのは無理だ…
主人公は部下を連れて、さらに異空間を探索することにします。
急な坂があるので、ロープというアイテムまで用意します。
異空間を探索することに対して、主人公の行動に違和感が無いのです。
ここで連れてきた部下が素晴らしい台詞を吐いてくれます。
部下A「この場所は絶対にヤバいよ!引き返そうよ!」
部下B「え?でも、この先を見てみたくない?」
その通りです。
この先が見たいのです。
映画で描くものと、観客である自分が観たいものが完全に一致した瞬間です。
ここまでの展開は120点だと思います。
本当にワクワクしました。
しかし、この先の展開はいただけません。
ネタバレとなるので、詳しくは書きませんが、”メッセージ性”のようなものが出てきます。
異空間に対する主人公の捉え方が一変するのです。
映画版の”8番出口”を思い出しました。
別にそういうのを求めているわけではないんだよな…
ワケのわからない異空間を探索するだけで自分は満足だったのです。
メッセージ性とか要らなかったです。
思うに、”A24の悪いところ”が出たと思います。
良くも悪くも、あらゆる作品に”意味”あるいは”意義”のようなものを持たせようとする。
映画としてつまらないわけではありません。
でも、自分が求めている展開ではなかったです。
やはり、前半120点、それ以降は40点という評価に落ち着きます。
”劇場限定”??なのかは分かりませんが、映画が終わったあとに特典映像が流れます。
調査員の視点から描かれた異空間です。
俺が観たかったのはこれだよ…!!!!
特典映像は素晴らしかったです……
※ムビチケと入場特典です↓
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