1.「606号室」ってどんなゲーム?

WOLF RPGエディターで作られたホラーゲームです。

旅行先で泊まったホテルの一室で主人公は怪異に遭います。

EDは5種類用意されていて、部屋のなかの行動によって展開やEDが変化します。

謎解きは無し、ちょっとだけ追いかけっこがありますが、ゲームとして難しいものではありません。

フリーゲームとして配信されています。

 

 

2.どんな人におススメ?

・サクッと遊べるゲームをプレイしたい方

・演出重視のゲームをプレイしたい方

・ウディタの演出について学びたい方

・怖い作品をプレイしたい方

 

3.良かったところ

・演出が上手い

・ちゃんと怖い

 

4.ちょっと気になったところ

・とくになし

 

5.今からプレイする方へ

・夜中に一人でプレイすること

 

6.珠音真珠の感想

恐怖演出に特化した短編ホラーゲームです。

ウディタの演出について学びたい方はかなり参考になると思います。

そして、しっかり怖いです。

自分は深夜の2時にプレイしたのですが、本当に怖かったです。

 

旅行先のホテルの一室にて主人公は怪異に遭います。

部屋で何を調べて、どのような行動をとるか、それによって展開やEDが変化する仕掛けになっています。

 

自分が度肝を抜かれたシーンがあります。

なんと、トイレで用を足すことができるのです。

しかも、それなりに重要なフラグにもなっています。

 

この手の作品でトイレが登場することは珍しくありません。

しかし、用を足せる作品はほぼありません。

大抵は「いまは必要ない」とか「いまは気分じゃない」なんてテキストで済ませられます。

この時点で、(このゲームは一味違うぞ…!)と思わされました。

 

トイレを始めとして、細かな演出の作り込みが凄いのです。

たとえば、シャワーシーン。

この演出は上手いですよね。

ゲームならではの画作りだと思います。

 

シャワーを浴びた主人公は”お出かけ着”から”パジャマ”に着替えます。

演出や画作りに妥協がありません。

 

ちょっと意地悪な言い方をすれば、物語の骨子はよくある怪談です。

怪異が起こる→額縁の裏には御札が…なんてベタな展開もあります。

しかし、その演出力によって、退屈さは感じないし、ちゃんと怖いのです。

つまり、見せ方が上手いのです。

センスがあると思います。

 

ゲームとしても、謎解きなどが無く、演出だけを楽しめるように作られています。

ちょっとだけ追いかけっこがありますが、良い意味で演出の域を出ていないというか、決して難しいものではありません。

こういった作りからも、作者さんがこのゲームを通じてやりたいことが伝わってきます。

 

面白かったです。

演出力特化の短編ホラーをプレイしたい方はぜひ遊んでみるべきです。