【鉄拳8】現状の鉄拳の問題点を考える、その5「構えからの読み合いは飽きる」【不満点】

鉄拳8では多数の構え(あるいはステップ派生)が追加されました。
構えからの読み合いを促進させるような調整も目立ちます。
分かりやすいところで言えば、ビクターやアズセナのスラッシュ。
アズセナ→構えに移行しない場合+2F、構えに移行した場合+3F。
ビクター→構えに移行しない場合+2F、構えに移行した場合+5F。
構えに移行した方が有利な展開となることが分かります。
構えに移行できるタイプのヒートスマッシュも同様の調整を受けています。
スティーブの場合は、構え移行なし-9F、構え移行する+9F。
極端なほどにフレームに差があります。
これらの調整から伝わることはシンプルです。
構えを積極的を使って読み合いをまわせ
自分はこのような調整を好意的に捉えていました。
構えというのは、各キャラクターの個性が出る部分です。
次々と読み合いがまわる展開は、鉄拳8のアグレッシブというコンセプトにも合っています。
読み合いも分かりやすくなります。
鉄拳は複雑で難しいゲームです。
たとえ有利を取ったとしても、新規さんや初心者さんは何をしていいのか分からないでしょう。
構えを経由することによって、読み合いが分かりやすくなります。
構えから暴れる相手にはこの技を打てば良いのね。
構えからしゃがむ相手にはこの技を打てば良いのね。
構えからガードを固める相手にはこの技を打てば良いのね。
読み合いが整理しやすいのです。
もう一つ。
アズセナやビクターが顕著ですが、初期の鉄拳8は構えを使う必要がありませんでした。
構えから読み合いを迫るよりも、ひたすらスラッシュを押し付けている方が強かったのです(とくにアズセナ)。
※大昔に撮影したプレイ動画が見つかったので貼ってみます
チンパンジーがプレイしているのか?
そう思えるほどにひどいプレイです。
このような環境もあって、構えを積極的に使わせようとする調整には賛成でした。
しかし、2年ほど遊び続けて、自分の意見は変わりました。
構えからの読み合いは飽きます。
それこそアズセナやビクターのスラッシュ後の展開はもう飽きました。
逆に、カムラム、キング、スティーブ、リリ(666WP)などのスラッシュ後の展開は本当に面白いと思います。
なぜなら、
有利な展開で”密着”を保ったまま、構えなどを経由せずに自由に攻められるからです。
鉄拳8では、スラッシュ後に距離が離れるようになりました。
スラッシュをガードさせても、バックダッシュされるとほぼ何も届きません。
読み合いがまわらないという意味では、ちょっとつまらないですね。
ただ、鉄拳8ではスラッシュの入力が緩和されたので、その影響を受けての調整だと思います。
簡単にスラッシュを打てる、簡単にスラッシュから密着で有利を取れる。
まさに初期のアズセナやビクターです。
だから現在の仕様は一概に否定はできません。
密着で有利を取れる、構えなどの制約を受けずに自由に攻められる。
遊び続けた結果、自分はこのような展開の方が楽しいことに気付きました。
構えは、分かりやすさと引き換えに、どうしても画一的な展開となってしまいます。
誰が使っても同じような展開になります。
やり込めばやり込むほどに、それが顕著になります。
結局は◯◯が安定。
遊びの要素は削ぎ落とされ、良くも悪くも洗練されていきます。
分かりやすいところでは、スティーブのライオンハートはLPが安定過ぎるし、リディアの天上天下はRPがド安定です。
ちなみに、自分はスティーブ使いですが、ライオンハートからの読み合いはもう楽しくないです。
読み勝っても読み負けても、何とも思わなくなりました。
やはり飽きたのです。
ビクターの壁コン後の起き攻めだって飽きたでしょ?↓
またこの展開か…
またこの読み合いか…
個人的な好みを言えば、あまりに構え偏重の調整も考えものだと思います。
有利を取って構えからの読み合いという展開が多すぎるのかもしれませんね。
スティーブのライオンハートなど、やってる側も受ける側も、あまり面白くない構えもあります。
記事の冒頭で、構えは各キャラの個性が出る、と書きましたが、現状の鉄拳8はそのような調整になっていないです。
多少の違いはあれど、ほぼやっていることが一緒です(仕方がないと言えば仕方がないが)。
シーズン1で平八が復活したときには神キャラだと思っていましたが、いまはそう思いません。
構えからの読み合いがくだらなすぎます。
鉄拳老害から言わせてもらうと、最風もまともに打てないのに簡単に勝て過ぎるのは問題だと思います。
余計なことを書きますが…
有利を取って構えからの読み合いという展開で、もっともつまらないのはクライブだと思います。
とくにスラッシュ後の読み合いはマジでつまらないです。
読み勝っても読み負けても、一度も面白いと思ったことが無いです。
最後に余談ですが、最新キャラであるミアリズは、スラッシュ後に構えに移行してもしなくても有利フレームが一緒です。
現状の鉄拳8では、ちょっとだけ珍しい調整ですね。
鉄拳8の構えは、用意された読み合いをなぞるだけのような印象が拭えません。
さすがに飽きました。
有利を取ったなら、制約を受けずに自分の好きなように攻められた方が自分にとっては楽しいです。
また、有利を取って構えに移行したところで、レイジアーツで全対応(逆択)という場面が多いのも気になるところです。



