鉄拳シリーズのマードックというキャラクターには、「ヘラクレスアタック」という技が…
ありません。
いや、ないのかよ…!!
と思った方も多いと思うので、解説します。
マードックのしゃがみ中WPで出せる技を、自分たちは身内限定で”ヘラクレスアタック”と呼んでいました。
正しい技名は「クレイグホーン」です。
ヒットで打撃投げに移行する技で、主にコンボパーツとして使用します。
大昔、鉄拳5の時代、自分の身内(ゲーム仲間のこと)はクレイグホーンのことを「かぶと虫」という名前で呼んでいました。
なるほど、言われてみれば”かぶと虫”っぽい技です。
さらに身内は言いました。
実際の技名も「ヘラクレスアタック」だしな、と。
その言葉をすっかり信じ込んだ自分は、クレイグホーンのことをヘラクレスアタックという間違った覚え方をしたのです。
いまとなれば、身内はふざけて冗談を言ったのか、それとも本当に勘違いしていたのかは定かではありません。
ただ、自分は鉄拳タッグ2くらいまで、ヘラクレスアタックという名前でクレイグホーンのことを認識していました。
そのコンボはクレイグホーンで拾うんだよ、なんてゲーセンで教えられても…
(は?クレイグホーンって何だよ…ヘラクレスアタックだろうが!)
なんて噴飯ものの勘違いをしていました。
もう一つ、マードックのWK中(構え)に2WPで出る技のことを、自分は身内限定で「バンザイアタック」と呼んでいました。
実際の技名は「バイソンホーン」です。
主に構えからの二択で使用する技です。
モーションがダイナミックにバンザイする感じがして、自分にとってはバンザイアタックなのです(いま思えば、やや不謹慎な響きなのですが、多めに見てください)。
バイソンホーンからクソ二択を仕掛けるのはとても楽しかったですね。
(よく身内はキレ散らかしていた)
このように、技のモーションから連想される”スラング”のようなものが格闘ゲームにはあります。
たとえば、仁の4RPLP。
そのモーションから、一部では「乾杯」という名称で呼ばれていたりします。
ジョッキをぶつけ合う様に似ているからですね。

ポールの立ち途中RP。
この技も、一部では「おかわり」という名称で呼ばれていたりします。
ご飯をおかわりする様に似ているからですね。

最後に、
マードックは鉄拳8にも確実に参戦すると思います。
なぜならアーマーキングのストーリーに深く関わっているからです。
おそらく、シーズン3の第一弾として参戦するのではないでしょうか。
いまとなれば、”チラシの裏にでも書いとけよ”と言われても仕方のない記事が、昔はネット上で多く散見されました(たとえば、個人的な対戦日記など)。
自分はそれらを読むのが大好きでした。
いまは、格闘ゲームと言えば、ほぼ攻略記事や大会結果ばかりです。
なので、あえてこういう記事も書いてみました。
もし、鉄拳8にマードックが参戦したら、ヘラクレスアタックとバンザイアタックを使いまくります。
自分にとっては、思い入れのある素晴らしい技たちですから。
家に集まって、ゲーセンに集まって、身内限定のスラングまみれの会話をするのって本当に楽しいですよね。
周りから見たら、電波としか思えない意味不明な会話も、身内では伝わるのです。
ふと、昔のことを思い出したので記事にしました。




