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怪異への対処は楽しいが、8番出口システムとの食い合わせの悪さが目立つ「学園迷宮 | School Corridor」感想、レビュー

 

1.「学園迷宮 | スクールコリドー」ってどんなゲーム?

8番出口にインスパイアされたホラーウォーキングシミュレーターです。

廃校に肝試しに来た主人公が怪異に遭います。

異変の有無を判断し、6回連続で正解するとゲームクリアです。

それほどハードなジャンプスケアゴア表現はありません。

怖さも控えめなので、怖がりの方でもプレイできると思います。

Steamにて、フリーゲームとして配信されています。

2.どんな人におススメ?

・サクッと遊べるゲームがプレイしたい方

・8番出口のようなゲームがプレイしたい方

 

3.良かったところ

・怪異が出現するだけではなく、それに応じた対処を求められることがある

 

4.ちょっと気になったところ

・ゲーム全般

※詳細は感想にて

 

5.今からプレイする方へ

・オプションから明るさをマックスにした方が快適にプレイできる

・Shiftキーを押しながら移動するとダッシュできる(パッドの場合は左スティック押し込み)

 

6.珠音真珠の感想

8番出口が大ヒットしたあと、数多のインスパイアゲーが世に放たれました。

そのなかでも、本作は悪い方向で参考になる作品です。

ゲームをクリアし、怪異もすべて確認するまで遊びましたが、あまり本作を好きにはなれません。

 

まず、↓のスクリーンショットを見てください。

この廊下を探索して異変を探すのですが…

画面が暗すぎます。

異変探しをするゲームで、視界が悪いのは致命的な欠点です。

この作りはプレイヤーに対してフェアではないです。

ホラー感を出したいのかもしれませんが、ゲームの快適さを大きく損なっています。

 

いまからプレイする方は、オプションで明るさをマックスにして遊ぶのをおすすめします。

盤外戦術のような気もしますが、デフォルトの明るさではストレスが溜まってゲームになりませんでした。

 

せっかくなので、デフォルト状態と明るさマックスの比較画像を貼ります。

明るさマックスで丁度良いくらいだと思います。

もう一度言いますが、異変探しをするゲームで、視界が悪いのはフェアではないです。

 

異変の有無に対して、回答を間違えたときの演出も蛇足です。

※間違えるたびにこの女の子が出てきてちょっとした演出が入る。余談だが、初見時はスク水を着ているのかと思って別の意味で驚いた(実際はワンピースを着ている)。

特定のイベントで死んだときのみ、特殊演出として見られるくらいで良いと思います。

 

本作の良かったところを挙げるのなら、出現する怪異に対して、それに応じたミニゲームのような対処が必要になるところです。

怪異に対して、視線を切らずにゴールまで辿り着く必要がある。

だるまさんが転んだのルールに則ってゴールまで辿り着く必要がある。

追いかけっこをする必要がある。など。

これらは素直に楽しかったです。

いっそのこと、怪異の出すミニゲームをクリアするだけの作品にした方が良かったのでは。。

 

ついでにミニゲームに対してもうひとつ言うと、、

この口裂け女のイベントですが、「口裂け女に注意」ではなく、「逃げろ」と一言だけ表記した方が良かったと思います。

口裂け女が出ることを予告しない方がスリリングだし、”逃げろ”と書かれていた方がプレイヤーが何を求められているのか分かりやすいです。

 

全体的に、8番出口システムとの食い合わせの悪さが目立つ作品でした。


 

※余談

おそらくバグだと思うのですが。。。

 

明らかな異変を発見しました↓

教室のなかに巨大な目玉が浮かんでいます。

 

異変を見つけたので”右”に進みました。

すると、ゲームオーバーでやり直しです。

再び同じ怪異を発見したときに、”左”(異変なし)の方へ進んだら、クリア判定となったのでバグだと思います。










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