1.「どちらかのボタンを押す仕事」ってどんなゲーム?

WOLF RPGエディターで作られた短編ゲームです。

プレイヤーはマウスを操作して、AかB、どちらかのボタンを押します。

フリーゲームとして配信されています。

 

2.どんな人におススメ?

・サクッと遊べるゲームをプレイしたい方

・答えのない問題を考えるのが好きな方

 

3.良かったところ

・グラフィック

・ボタンを押したときの感触(SEなど)が気持ち良い

 

4.ちょっと気になったところ

・個人的にオチがあまり好みではない

・ゲームプレイそのものに変化が無い

 

5.今からプレイする方へ

・とくになし

 

6.珠音真珠の感想

タイトル通りに、プレイヤーはどちらかのボタンを押す仕事に従事します。

押すボタンの判断は、用意された封筒に書かれた情報のみです(楽しみを奪いかねないので詳細は伏せる)。

初見でも10分ほどで終わるくらいの短編で、作者さんもおっしゃっていますが、実験的な作品です。

 

良かったところとしては、グラフィックです。

とくにゲームを起動したときの演出が素晴らしいです。

真っ暗な背景に、ドアノブと手だけが映されています。

この手をプレイヤーが操作して、ドアを開けるところからゲームが始まります。

自然と操作を学ぶことができる、クレバーな作りだと思います。

 

ゲーム中の画面もシンプルながら臨場感があります。

限りなく実写に近いグラフィックだからこそ、そのリアリティに息を呑むような体験ができます。

 

また、ボタンを押したときの感触も気持ち良いです。

シンプルなゲームだからこそ、心地良いレスポンスは大切です。

 

気になるところとしては、オチが予想通りだったことです。

これは完全に自分の問題で、同じ作者さんの作品をいくつかプレイしているので、癖のようなものが見えてしまっていたのだと思います。

ただ、それでもオチは賛否両論ありそうです。

 

ゲームとして、プレイに変化が無さ過ぎるのも気になりました。

何度かイベントが挟まれるのですが、プレイそのものにはほぼ影響がありません。

静的で、仰々しい演出が無く、上品である。

そのような見方も出来ますが、シンプル過ぎるゲーム性とは食い合わせが悪いと思います。

10分ほどで終わる作品ですが、それでも自分は長く感じました。

興味の持続という意味では、10分も持たなかったのが本音です。

 

ゲームとしてのエンタメ性にはやや欠けますが、その試みはとても面白い作品だと思います。