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愛と破滅の共依存「さいはて駅」感想、レビュー

 

1.「さいはて駅」ってどんなゲーム?

RPGツクールで作られたホラーアドベンチャーゲームです。

そこまで強烈なゴア表現やジャンプスケアはありません。

BL要素やヤンデレ要素が強い作品なので、もしかしたら気になる方もいるかもしれません。

いじめやパワハラなどの描写もあるので、苦手な方はプレイを控えた方が良いかもしれません。

気弱で卑屈なサラリーマンである主人公が目を覚ますと、さいはて駅という奇妙な空間に閉じ込められていた。

なぜかそこには性格が真逆で仕事もできる同僚がいて…

Steamにて無料で配信されています。

2.どんな人におススメ?

・キャラゲーが好き

・BL好き(ただし、セクシャルな感じではない)

・ゲームが苦手な方、難しいゲームはちょっと…という方

 

3.良かったところ

・作品に漂う雰囲気

・謎解きが簡単(理不尽な謎解きはない)

・手書きのグラフィックが素晴らしい

 

4.ちょっと気になったところ

・プレイする人(とくに年齢)はかなり選びそう

・ゲームとしてはそれほど楽しい作品ではない

 

5.今からプレイする方へ

・同僚への依存度でED分岐が変わる

・ED回収したい方はこまめにセーブして、セーブスロットをわけること

 

6.珠音真珠の感想

広義的には、キャラゲーに属する作品だと思います。

そこまでゲーム性は高く無く、あくまでキャラクターに焦点が当たっています。

言い換えるなら、キャラクターが気に入るかどうかで大きく評価が分かれるでしょう。

 

個人的には、ちょっとキツかったです。

自分は30代なのですが、主人公と同僚の両方に感情移入は無理でした。

キャラクターには乗れなかったです。

だから、それほど作品を楽しんだ側ではないです。

 

ゲームとしてみれば、難易度は高くなく、丁寧に作られています。

謎解きも、ちゃんとヒントが提示されるし、詰まることはないでしょう。

追いかけっこも、そこまでシビアではありません。

ゲームが苦手な方でもじゅうぶんにクリアできると思います。

 

個人的に、凄く面白いと思った作りなのですが、、

ゲームの操作方法を電車内の広告で提示してくれます。

この伝え方はユニークです。

ゲームの世界観を壊すこと無く、メタ的な情報を伝える手法として、興味深いと思いました。

 

繰り返しになりますが、キャラゲーです。

この二人をもっと見たいと思うのか?

この二人の行く末が気になるのか?

スクショに惹かれた方はプレイするべきです。







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