1.「おしまいのーと。」ってどんなゲーム?

WOLF RPGエディターで作られたホラーアドベンチャーゲームです。

家に閉じ込められてしまった姉妹は、恐怖の赤ん坊から逃れることができるのか?

ドット絵ですが、ゴア表現もあります。

フリーゲームとして配信されています。

 

 

2.どんな人におススメ?

・演出に力の入った作品をプレイしたい方

・オタク

 

3.良かったところ

・演出に対する作り込み

 

4.ちょっと気になったところ

・ゲームの作り全般

※詳細は感想にて

 

5.今からプレイする方へ

・難易度が高く死に覚えゲーである

・困ったら周りのものを全部調べて出来ることを全部試すこと

・F12キーでタイトルに戻れるので活用する

 

6.珠音真珠の感想

作り込みが半端ではありません。

ウディタのみならず、ツクールも含め、似たようなホラーアドベンチャーゲームのなかでも別格の作り込みだと思います。

EDだけでも10種類以上用意されているし、隠し演出も豊富です。

 

トイレは調べると水が流れます。

新聞です。

スマホの画面です。

徹底的に作り込んでいます。

手間暇かけているのが分かります。

マップは狭いものの、調べられるところも多く、よくここまでギミックを詰め込んだと思います。

 

ただ、ゲームとしては全く面白くなかったです。

ゲームの導線がめちゃくちゃです。

何を求められているのか分からない場面が多いし、難易度も高いです。

 

このゲームでやっていることを一言で表現するなら、危機的状況に対して、しらみ潰しに調べられるものを全部調べて、やれることを全部試しているだけなんですよ。

最後までそのようなゲームプレイが続きます。

こうすれば助かるんじゃないか?

そのような試行錯誤による楽しさは一度も感じられませんでした。

何度も同じところを調べることによって起動するギミックも好きではありません。

テンポが悪いです。

 

追いかけっこにしても、かなりシビアに作られています。

定められたルートを、ノーミスで走破しなければ捕まります。

全体的に、遊びの要素が全然無くて窮屈です。

右から行ってもOK。左から行ってもOK。

そのような自由度がありません。

謎解きにも時間制限を付けたり、本当に難しく作ってあります。

求められていることを、ほぼ完璧にこなす必要があります。

スリリングだし、やりたいことは分かるのですが、ちょっと理不尽に感じる場面もありました。

 

隠し演出が豊富に仕組まれています。

どれも物語の核心に迫る重要な演出です。

しかし、本編ではノーヒントです。

 

タイトル画面から隠し演出の開放条件を確認できるのですが…

この仕組みは力技に感じてしまいます。

なるべくなら、本編内にヒントを散りばめて、メタ視点を通すことなく楽しませて欲しかったです。

 

全体的な作り込みは凄いのですが、それらが面白さに繋がっているとは思いませんでした。

試行錯誤が入り込む余地が無さ過ぎます。

 

ストーリーや設定は好きです。

ゾッとしました。

 

それと、良くも悪くもガチオタが作ったのが伝わってきます。

その辺りの空気感も好きです。

 

否定的な意見が多くなってしまいましたが、ここまで作り込んだのは本当に凄いと思います。

作り込みは別格です。