人に何かを教えるのは本当に難しいものです。
ときには怒るという手段も必要なのかもしれませんが、どうせなら怒らない方が良いですよね。
教えるときにすぐ怒る人もいますが、そういう人は教える能力が低いと言わざるをえません。
そもそも怒るという行為は生産的ではありません。
怒る方も怒られた方も気分が悪いですし、険悪な空気になります。
結局はお互いが損をします。
安全に関わることや、取返しが付かないようなミスの危険のある行為に対しては、怒ることも必要なのかもしれません。
しかし、そういったことは事前に注意喚起するべきですし、やはり怒るという手段に訴えるのはあまり上手くない気がします。
怒るのはあくまで最終手段として考えるべきです。
叩かれて伸びるタイプ、褒められて伸びるタイプ、そんな表現で他人の傾向をはかったりしますが、ボクは叩かれて伸びるタイプの人間を見たことがありません。
叩かれれば叩き返そうとするか、潰れてそこから去ってしまうのが人間だと考えています。
もし叩かれて伸びるタイプの人間がいるとすれば、その人は極めて根性値が高いのでしょう。
そういった人間は少数派だと思います。
人に何かを教えるときには怒るという手段を使うべきではありません。
怒るのはあくまで最終手段です。
怒らなければ人に教えられないというのは、自分の教える技術が低いと公言しているようなものです。
