ゲームで生き残る

フィットボクシング2のアクション補助について

フィットボクシング2というフィットネスゲームには、難しい動きをオートで判定してくれる「アクション補助」という優れた機能があります。

ダッキング、ウィービング、ステップなど、難しい動きをオートで判定してくれる機能です。

実際、ウィービングやステップは動きが難しく判定もシビアです。

 

とくにボクの場合はウィービングに苦しめられました。

判定が安定しないので、プレイ中はイライラすることが多かったです。

フィットネスゲームは継続することが何より大事であり、ゲーム中のストレスはモチベーションに悪影響を与えます。

結局、ボクはアクション補助を使うことにしました。

ゲームが嫌になって辞めてしまうことを恐れたのです。

 

ボタンを押しているだけのゲームであれば、ミスはそれほど何とも思わないのですが、フィットネスゲームであれば、そのストレスは甚大です。

ちゃんと動いているのにも関わらず、動いていないと判断されるのですから、努力を全否定されているようで気分が悪いです。

このゲームは、難しくて動きが追い付かないというより、なぜかプレイヤーの動きを判定しないというパターンが多いです。

ボクが見たゲームのレビューでも、酷評をしているユーザーの大半は、「ちゃんと動きを認識してくれない」というものでした。

正直、ボクはその気持ちが痛いほど分かります。

 

さて、アクション補助を導入したことにより、ボクのフィットネスは快適になりました。

もっと早く導入すれば良かったとさえ思いました。

ストレスが大きく軽減され、プレイのモチベーションも上がりました。

 

と、思ったのは2週間ほどでした。

 

ある日、何となくアクション補助を外してみたのです。

ゲームにも慣れてきたし、今なら判定をしてくれるんじゃないか、そんな淡い期待もあったんだと思います。

結果としては、やはり上手く判定してくれませんでした。

 

しかし、それ以上の発見がありました。

汗の量が全然違うのです。

アクション補助ありとアクション補助なしの状態では、必死さがまるで違います。

アクション補助という甘えが無くなった状態の方が圧倒的に疲れるのです。

 

ボクは原点にかえりました。

そもそも何のためにこのゲームをやっているのか?

フィットネスによって、運動不足を解消し、(ダイエット含め)身体を鍛えるためです。

どうせ同じ時間フィットネスをするのなら、効果が高い方が良いに決まっています。

ボクはその日からアクション補助を無効にしました。

 

またしてもウィービングにイライラする日々がやってきましたが、どこか気分が良かったです。

レクチャーモードでモーションを確認し、タイミングを研究し、何とか安定して判定するようになりました。

そのような過程も思い返せば楽しかったですね。

 

そんな現在のボクが強く言いたいことがあります。

フィットボクシング2はなるべくならアクション補助を使わない方が良いです。

フィットネスの効果に明確に差がでます。

疑うのなら、アクション補助なしでやってみてください。

疲れが全く違うはずです。

 

動きを判定してくれないことにイライラする気持ちは本当に良く分かります。

それでも、このゲームは的確なタイミングでゲームで指示された通りの動きをすれば確実に判定してくれるように作られています。

判定してくれないのは、タイミングがズレているか、動きが間違っています。

レクチャーモードで動きを確認し、タイミングを研究してみましょう。

レクチャーモードではカメラ角度を調整できたり、ズームアップなどして好きなようにモーションを確認できます。

ぜひ活用しましょう。

 

どうしてもストレス無くゲームがしたいのなら、アクション補助を付けるべきです。

ストレスによってフィットネスを辞めてしまうのが一番ダメなパターンだからです。

しかし、フィットネスの効果を最大限に享受したいのなら、アクション補助を使うべきではありません。

どうせやるのなら効果が高い方が良いです。

脂肪を叩きのめしましょう!

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