静岡県沼津市にある「沼津港深海水族館~シーラカンス・ミュージアム~」に行って来ました。
世界で唯一の「深海」に特化した水族館らしいです。
目玉は、こちらも世界で唯一の「冷凍したシーラカンス」です。
深海についてちょっとだけ語らせてください。
ボクにとって深海とは「恐怖でありエロス」なんです。
これはクトゥルフ神話で有名なH.Pラヴクラフトから多大な影響を受けています。
深海という、未知の恐怖と、秘匿されている(探索しきれない)エロスがボクの心をくすぐるのです。
深海生物の持つデザインは、人類の想像も及ばないほどに個性的です。
本能に直撃する、性癖に訴えかける。
恐ろしくもエロいんです。
(分かってくれる方いるかな…?)
ここからは写真で楽しんでください↓
目玉の冷凍シーラカンス
透明標本
結論から言えば、あまり「深海感」を感じることはありませんでした。
深海ならではの、とんでもデザインを持つ生物は見かけることはありませんでした。
「沼津深海 水族館 しょぼい」について
触れようかと迷いましたが、あえて触れます。
「沼津深海 水族館」で検索すると、「沼津深海 水族館 しょぼい」というサジェスト(キーワード予測)が出てきます。
実際に行ってみた身として、「しょぼい」と言われる理由は3つあると思います。
1.短い
スタスタと歩きながら見て回れば、おそらく15分くらいで見終わります。
ボリュームはお世辞にも多いとは言えません(それでもちゃんと二階まであるが…)。
エンターテインメントとして、あまりにその体験が短すぎるのはあるとは思います。
2.大きな生物がいない
大きな生物がいません。
ペンギンや大型のサメなど、大きな生物が一匹もいません。
つまり迫力のある展示がありません。
(冷凍のシーラカンスは迫力があるが、生きた魚とはまた違う迫力である…)
そもそも大型の水槽が無いのです。
3.値段が高い
入場料は2024年時点で大人1.800円です。
そのボリュームや体験に対して、高いと感じる方も多いと思います。
個人的には、「しょぼい」と言うほど「しょぼくはない」と思います。
ボクは少なくとも、訪れたことを後悔していません。
ただ、展示物が「小ぢんまり」としていることは否めないでしょう。
言うほど「深海感」は無かったです。
近くで「究極の生ジュース」なるものを飲みました。
寿太郎という地元のみかんを使用した、生のみかんジュースです。
飲んでみて、驚きました。
甘いです。
自分でミキサーを使ってジュースを作った経験がある方は分かると思うのですが、生でジュースを作ると、全然甘くならないし、青臭くて飲みにくいんです。
でも、この究極の生ジュースはちゃんと甘いのです。
生ジュース特有の青臭さ(これはフレッシュさと同義でもある)はあるものの、しっかりと甘くて濃厚で飲みやすいのです。
もし沼津港に訪れたさいには、飲んでみてください。