ボードに表示された人数だけ人間を殺害しなければ自分たちが死ぬことになる。
生き残るために無差別殺人へ繰り出す。
死のゲームに巻き込まれた若者たちはどうなるのか?
ゴア表現や性表現が豊富な典型的なB級映画です。
・B級映画が好きな方
・ゴア表現が豊富な映画が見たい方
・水着のお姉ちゃんが血まみれになるのが好きな方
冒頭からテレビゲームっぽい映像が流れます。
ゲームが好きな自分としてはテンションが上がりますね。
つかみはバッチリです。
そこから、ボンクラ連中が酒やらドラッグやらでパーティーをやっている様子が映し出されます。
性的なシーンも多く、まさに乱痴気騒ぎです。
ここの映像表現も、まさにドラッグをキメたような演出で、とてもアーティスティックなんですよね。
この映画はもしかしたら隠れた名作かもしれない…
そんな期待を抱かせますが、そんなことはないのです。
若者たちが死のゲームに巻き込まれてからは、ゴア表現と血みどろのセクシーなお姉ちゃんくらいしか見どころがありません。
一言で色々と大雑把過ぎます。
規定の人数を殺さなければ生き残れないという展開はスリリングですが、
殺人にためらいを見せない主人公がサイコパス過ぎてあまりノレないのです。
身も蓋もないことを言えば、無差別殺人を繰り返したところで、結局は死刑になるでしょうし、報復で殺されるでしょう。
いずれにしろ、明日は無いのです。
そんな若者たちの青春死亡遊戯を見たい方はどうぞ。
ただ、過剰な期待は禁物ですよ。