盗んだのではなく借りたのだ、SNSストーカーを描いた秀逸な短編「SNStalkers」感想、レビュー

目次
※予備知識なしで遊んだ方が楽しめるタイプの作品です。初見プレイを大切にしたい方は注意してください。

ツクール製のサスペンスアドンベンチャーゲームです。
ストーカーがターゲットの部屋に忍び込み、スマホから情報を引き出そうとします。
ちょっとしたミニゲームもあります。
15分くらいで終わる短編です。
フリーゲームとして配信されています。
ダウンロードはこちら↓
・サクッと遊べるゲームを探している方
・二転三転する物語を楽しみたい方
・演出
・オチ
・情報セキュリティについて身を引き締められる
・設定には無理がある
ただし、作品の欠点とは言い難い
・予備知識無しでプレイすること

面白かったです。
15分くらいで終わる短編ですが、十分に満足できる作品でした。
ストーカーを取り扱った作品です。
台詞が秀逸です↓

彼女のカバンからこっそり”借りた”鍵で~
「借りた」という表現が本当に気持ち悪いですね。
どう考えても「盗んだ」の方が正しいと思うのですが、ストーカー目線では、きっとこのように現実を認識しているのでしょう。
・誕生日などの個人情報をパスワードにするのはやめよう
・よく分からないアプリをむやみにインストールするのはやめよう
本作は、ゲームを通じて注意喚起してくれます。
ネットリテラシーとして当たり前のことばかりです。
しかし、SNSを通じたストーカーが蔓延する現代では、改めて気を付けたいですね。
ちょっとだけ意地悪なことを言えば、設定的には無理がある作品です。
パズルゲームをプレイしなければならないのですが、その設定はかなり強引です。
ただし、物語を読み進めるだけだったらプレイが退屈になる恐れがあるので、ゲームの要素も入れたかったのでしょう。
序盤にあった、スマホのパスワードを推測させるような自然な形のミニゲームだったら、なお良かったと思います。
オチは痺れました。
上手いと思います。
EDの演出までしっかり作り込まれているのが印象的でした。


