幸せで生き残る

登山は日常の幸せを再確認させてくれる不自由な遊び

ボクは登山が趣味でして、これまでさまざまな山を登りました。

 

登山を続ける理由の一つに、、

「日常の幸せを再認識させてくれる」

というものがあります。

 

思うに、現代は快適すぎると思うんですよ。

少しでも不快なことがあれば、それを気にして腹を立てます。

 

電車が遅れた。

エアコンの効きが悪い。

水が不味い。

スマホの電波が届かない。

などなど。

 

山では、不快なことだらけですし、不自由だらけです。

思い通りに行かないのが普通です。

 

そこら辺に飲み物があるわけではありません。

は自分で用意して背負わなければなりません。

トイレだって清潔とは言えませんし、設置してある場所も限られています。

は死ぬほど暑いし、は死ぬほど寒いです。

 

問題自分解決しなければなりません。

 

しかし、その不自由さが良いのです。

たくさんの問題に対して自分で解決するのは楽しいです。

 

そして、普段過ごしている日常の何と恵まれていることか。

 

ボクは登山を終えて、スーパーに寄ったときに、これほど食料があって好きなものを選んで食べられることに心から感謝します。

家に帰って蛇口から冷たい水を飲んだときの美味しさに心から感謝します。

温かいシャワーで汗を洗い流すときの気持ち良さに心から感謝します。

 

人は何かを失った時に、初めてその有り難さが分かるのだと思います。

たまには、無い環境に身を置くのも良いものです。

登山は日常の幸せを再確認させてくれる不自由な遊びです。

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