ゲームで生き残る

煉獄の間違い探しとアハ体験「8番出口」感想 レビュー

 

1.「8番出口」ってどんなゲーム?

一人称視点ウォーキングシミュレーションタイプホラーゲームです。

駅の構内を歩きながら、普段の構内との変化点を見つけて脱出を目指します。

間違い探しゲームとも言えます。

 

看板の文字が普段と比べて上下逆さまになっています↓

間違いを探して見つけ出すゲームです。

間違いが無ければ進み、間違いを見つければ引き返すだけのシンプルなルールです。

ホラーゲームですが、ジャンプスケアは無く、グロテスクな表現もありません。

怖がりな方でもプレイできると思います。

それなりに難易度が高いですが、1時間くらいでクリアできます。

 

2.どんな人におススメ?

・間違い探しが好きな方

検査の仕事をしている人などは得意そうです。

・人とプレイできるゲームを探している方

・Unreal Engine5を体験してみたい方

 

3.良かったところ

・新鮮なゲームプレイ

・美麗なグラフィック

・画面酔いする人のためにカメラ設定がある

 

4.ちょっと気になったところ

・全体的に説明不足

いきなりゲームに放り込まれるので、何をするゲームなのかも説明されません。

また、ゲームの世界観や設定も明かされることはありません。

(こういうことがあったんじゃないかな?こういうことに主人公が巻き込まれたんじゃないかな?)という匂わせがあっても良かった気がします。

 

5.今からプレイする方へアドバイス

・なるべく複数人でプレイすること

一人でやっていると少しイライラするかも。

人と一緒にやると笑えるし盛り上がります。

クリア後に人にプレイさせて後ろから眺めるのも面白いです。

・怪奇現象が起きたら引き返すこと

浸水(SIRENの赤い水みたいで好き)する、電気が消える、ドアが開く、などなど。

異常があったら引き返せば良いです。

・過剰な演出はボーナスステージ

明らかな異常は、ボーナスステージです。

引き返しましょう。

・画面酔いが気になる方は「カメラの揺れ」と「視野角」を調整しよう

カメラの揺れをオフに、視野角を広げると3D酔いが軽減されます。

 

6.珠音真珠の感想

難易度が高めの間違い探しゲームです。

8回連続成功しないと脱出できません。

この8回というのが絶妙で、クリアできそうでなかなかクリアできません。

明らかに分かりやすい異常と、そうでないもの(こんなの気付くかよ…みたいな)があるので、多少はの要素にも左右されます。

それでも1時間くらいグルグルしていれば、パターンが掴めてクリアできると思います。

 

基本的には「アイデア勝ち」のゲームですが、そのクオリティは高いです。

「アンリアルエンジン5」(最新のバージョン)で作られたポスターのグラフィックは極めて美麗で、文字の潰れなどもありません。

周囲を眺めているだけで楽しかったです。

これはウォーキングシミュレーションではとても大切な要素だと思います。

 

怪奇現象の数々も、電気が消えるなどの怖がらせるタイプと、ケレン味あふれるギャグっぽいものが配合されていて、とても良かったです。

普段は地味な絵面ですが、怪奇現象は派手なので、配信にも向いています。

一人でプレイしても良いですが、みんなでプレイした方が楽しめると思います。

 

煉獄でのアハ体験

作者さんとの知恵比べ。

ぜひトライしてみましょう。

 

ミニマルな作品ですが、秀逸なアイデア美麗なグラフィックを楽しめます。


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