一人称視点のウォーキングシミュレーションタイプのホラーゲームです。
駅の構内を歩きながら、普段の構内との変化点を見つけて脱出を目指します。
間違い探しゲームとも言えます。
看板の文字が普段と比べて上下逆さまになっています↓
間違いを探して見つけ出すゲームです。
間違いが無ければ進み、間違いを見つければ引き返すだけのシンプルなルールです。
ホラーゲームですが、ジャンプスケアは無く、グロテスクな表現もありません。
怖がりな方でもプレイできると思います。
それなりに難易度が高いですが、1時間くらいでクリアできます。
・間違い探しが好きな方
検査の仕事をしている人などは得意そうです。
・人とプレイできるゲームを探している方
・Unreal Engine5を体験してみたい方
・新鮮なゲームプレイ
・美麗なグラフィック
・画面酔いする人のためにカメラ設定がある
・全体的に説明不足
いきなりゲームに放り込まれるので、何をするゲームなのかも説明されません。
また、ゲームの世界観や設定も明かされることはありません。
(こういうことがあったんじゃないかな?こういうことに主人公が巻き込まれたんじゃないかな?)という匂わせがあっても良かった気がします。
・なるべく複数人でプレイすること
一人でやっていると少しイライラするかも。
人と一緒にやると笑えるし盛り上がります。
クリア後に人にプレイさせて後ろから眺めるのも面白いです。
・怪奇現象が起きたら引き返すこと
浸水(SIRENの赤い水みたいで好き)する、電気が消える、ドアが開く、などなど。
異常があったら引き返せば良いです。
・過剰な演出はボーナスステージ
明らかな異常は、ボーナスステージです。
引き返しましょう。
・画面酔いが気になる方は「カメラの揺れ」と「視野角」を調整しよう
カメラの揺れをオフに、視野角を広げると3D酔いが軽減されます。
難易度が高めの間違い探しゲームです。
8回連続で成功しないと脱出できません。
この8回というのが絶妙で、クリアできそうでなかなかクリアできません。
明らかに分かりやすい異常と、そうでないもの(こんなの気付くかよ…みたいな)があるので、多少は運の要素にも左右されます。
それでも1時間くらいグルグルしていれば、パターンが掴めてクリアできると思います。
基本的には「アイデア勝ち」のゲームですが、そのクオリティは高いです。
「アンリアルエンジン5」(最新のバージョン)で作られたポスターのグラフィックは極めて美麗で、文字の潰れなどもありません。
周囲を眺めているだけで楽しかったです。
これはウォーキングシミュレーションではとても大切な要素だと思います。
怪奇現象の数々も、電気が消えるなどの怖がらせるタイプと、ケレン味あふれるギャグっぽいものが配合されていて、とても良かったです。
普段は地味な絵面ですが、怪奇現象は派手なので、配信にも向いています。
一人でプレイしても良いですが、みんなでプレイした方が楽しめると思います。
煉獄でのアハ体験。
作者さんとの知恵比べ。
ぜひトライしてみましょう。
ミニマルな作品ですが、秀逸なアイデアと美麗なグラフィックを楽しめます。