一緒に働く仲間、あるいは部下に、注意や指導をする際には、短く簡潔に伝えるべきです。
言われる側は、話が長くなればウンザリしてきますし、人によってはイライラしてくるでしょう。
そうなってしまえば、あなたの話の半分以上、相手は聞いていません。
言う側としても、話が長くなれば、段々とヒートアップして自己満足的な説教を繰り返しがちです。
話している本人は気持ち良くなっているかもしれませんが、同じ話を何度も繰り返して攻撃される側は、間違いなくあなたを嫌いになります。
さらに、今回の件と関係のない話まで追加で説教されると、もうたまりません。
「そういや、この前だって…!お前は~!」←こんなのもう最悪ですよね…
ダメな上司あるあるじゃないですか?
下手をしたら喧嘩に発展することもあるでしょう。
そもそも、なぜ注意や指導をしているのか?
それは「問題を改善して環境をより良くするため」ですよね。
注意や指導は、感情のぶつけ合いではありません。
決して、お互いに喧嘩したいわけではないでしょう。
現状をより良くするためにやっているはずの行為が、お互いを嫌いになって、人間関係がギスギスしたりするなら、それは害悪な行為です。
そうならないためにも、注意や指導は短く簡潔におこないましょう。
お互いに無駄なエネルギーを使うのはもうやめましょう。
短く簡潔に!
エネルギーも時間も、もっと注ぐべき場面があります。