実家で荷物の整理をしていたら「昭和62年」製造の「馬油」が発掘されました。



「ばぁゆ」という表記が実にノスタルジックでエモいです。
別名は「ガマの油」で、クリームのように身体に塗ったり、料理に使ったりしていたそうです。
かなりインクが薄れていますが、製造年月日の欄に「62.9.22」という表記が見えます。

2023年から換算すると、およそ「36年前」に製造されたものです。
パッケージを開けてみましょう。

半分くらい使っているようです。
箱が油っぽい感じもするので、いくらかは気化したのかもしれません。


色は白濁としていて、細かい沈殿物のようなものが見えます。
キャップを開けてみると、二重に蓋をされていました。

中の蓋を剥がしてみます。


酸化した油のニオイがします。
熱したサラダ油に、酸っぱいニオイを足したようなイメージです。
さすがにもう使うことは出来ないと思うので、また封印しました。
家を整理していると、たまに面白いものが発掘されますね。