クラシックなシステムのサバイバルホラーゲームです。
PS1のようなグラフィックでレトロ色が強いです。
ゲーム性はバイオハザードやMGS(メタルギアソリッド)に似ています。
さらに、サイレントヒル、SIREN、攻殻機動隊のエッセンスもあります。
謎解きが多く、プレイの半分くらいは謎解きです。
考察要素が豊富で…というよりも、考察しなければサッパリ意味が分からない作品です。
古参のヲタクのツボを直撃するようなゲームだと思います。
タイトルは「シグナーリス」と読むらしいです。
目覚めると、見知らぬ場所に立っていた主人公。
この世界の謎を明かすため、失ってしまったパートナーを見つけるため、未知の領域へと足を踏み出す。
・PS1のような雰囲気のゲームがやりたい方
・謎解きが豊富なゲームがやりたい方
・SFやコズミックホラーが好きな方
・考察が好きな方
・こういう女の子が好きな方↓
・世界観と雰囲気
・数々の名作ゲームのエッセンスを上手く落とし込んでいる
・ステージごとに異なる雰囲気を持っている
・登場する女の子がみんなかわいい
・持てるアイテムが少なすぎる
・プレイヤーに縛りを科す難易度の上げ方
・個人的に敵が復活する要素はいらなかった
・弾丸や回復薬は豊富なので、そこまでリソース管理はシビアではない
・困ったらマップを開くこと(マップの作りはそれなりに丁寧)
・謎解きは何度やり直しても大丈夫
・ストーリーを楽しみたいだけなら難易度を「カジュアル」に落とすのもおススメ
・持てるアイテム数が極めて少ないので、武器を全部預けて回復薬だけ持って探索するのも有り
・大抵の場面は敵を倒さずとも切り抜けられる
サムネ(アイキャッチ)に使ったスクショ↓にビビっと来たなら、とりあえずチェックしてみても良いかもしれません。
ゲームの土台はラジコン操作時代のバイオハザードです。
下のスクショ↓を見れば、思わずニヤニヤしてしまうでしょう。
そう、まんまバイオハザードなのです。
本作は、バイオハザード、サイレントヒル、SIREN、攻殻機動隊などの名作からエッセンスを抽出して作り出されたような作品です。
本当の意味で、ヲタクが好きな作品だと思います(女の子がかわいいし)。
サバイバルホラーですが、ホラーが苦手な方でもプレイできる程度に恐怖演出は控えめです。
ジャンプスケア(ドッキリ)はありません。
ここまで読んで、雰囲気が自分に合うと思ったなら、チェックすることをおススメします。
しかし、個人的に手放しで褒められるゲームではない、というのも本音です。
クラシカルなグラフィックやゲームプレイは、おじさんのツボを刺激されて、とても楽しいものです。
それと同時に、システムもクラシック過ぎて、現代のゲームに慣れた人からすると、ストレスが溜まると思います。
持てるアイテムが少なすぎて、常にアイテムボックスを行き来することになります。
さらに、本作は敵が復活するので、何度も同じところをまわっているだけでリスクになります。
1.アイテム欄が圧迫されているので、来た道を引き返してアイテムボックスに戻る
2.倒した敵が復活している
この流れは、サバイバルゲームとしての緊張感を高めてくれるものですが、それが何度も続くとさすがに鬱陶しくなってきます。
個人的に、敵が復活する要素はいらなかったと思います。
敵を殲滅し、安全地帯を確保した上で、ゆっくりと探索するのが好きなので…
中盤からマップが使えなくなるのも、個人的にNGです。
敵が強くなる、難しい操作を求められるようになる、これらでゲームの難易度が上げられるのは良いんです。
ただ、これまで出来ていたことが出来なくなる、プレイヤーに足枷をハメるような難易度の上げ方は好みではありません。
持てるアイテムが少なすぎる、倒した敵が復活する、マップが開けないので迷う、これらの要素が組み合わさると、さすがにウンザリしますね。
否定的なことも多く書いてしまいましたが、本作は間違いなく良作であり、人によっては神ゲーとなれるような作品です。
ボクはゲーマーなので、ゲーム部分が好みに合わなければ、遠慮なく言ってしまうタイプです。
しかし、本作の本質は、ゲームプレイではなくて、その世界観や雰囲気にあると思います。
SF好き、ホラー好き、コズミックホラー好き、考察好き、ディストピア好き、クゥトゥルフ好き、かわいい女の子好き、百合好き。
みんな集まれ、懐かしくも悩ましい作品がここにある。