格闘ゲームで生き残る

仁奈落は見えるのか?

少しマニアックな記事になります。

 

鉄拳の仁が使う「踏み込み下段回し蹴り」、通称「仁奈落」という強力な下段技があります。

コマンドは「6n23RK」です。

下段かつヒットでコンボに移行できる非常に強力な崩し技です。

 

仁奈落は鉄拳4から追加された技なのですが、当時から鉄拳プレイヤーの間では「仁奈落は見えるのか?」という話題があります。

少なくとも鉄拳5の時代には議論されていた記憶がありますね。

 

個人的な結論から言えば結局は「見えない」と思います。

 

・風神ステップを経由する(つまり技の起こりがある)

・発生そのものが遅いので打つ場面がある程度は限定される

 

これらの理由から仁奈落の打ち所を読まれているだけなのではないでしょうか。

相手の手癖が読めている状態であれば、仁奈落による独特の間というものを察知してしゃがむことは可能だと思います。

 

もう少し踏み込んだ話をします。

 

仁奈落が見える人というのは、腰の捻りを見ているという説があるんです。

画像だけでは分かりづらいので、公式の動画も貼りますね。

動画の17秒から再生すれば仁奈落のモーションが確認できます。

 

腰をグリっと捻るモーションに反応して、しゃがみガードするというのが仁奈落が見える人らしいです。

だからこそ、風神ステップから胴回し【RKLK】を混ぜると引っかかるという説があります。

言わんとすることは何となく分かるのですが、ボクはこの説もかなり懐疑的です。

 

腰の捻りなどのモーションを見ているのではなく、独特の間に反応しているというのが正しい気がしますね。

仁奈落は独特の間があるんですよね。

スッと近づいてきて、ヌルっと動くんですよ(語彙力が無さ過ぎてすみません、でも鉄拳プレイヤーであれば何となく言わんとすることは分かってくれると思います)。

その独特の間が仁奈落と胴回しが似ていると思うんです。

おそらく、そこに反応しているような気がするんですよね。

 

ということで、今回はちょっとマニアックな仁奈落について考察してみました。

やっぱりボクは見えないと思うんですけどねぇ。

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