弾丸を曲げる能力を持ったスナイパーの主人公が、カルト教団へ復讐を果たすゲームです。
ヘルシングのリップヴァーン・ウィンクルや、ジョジョ5部のミスタの能力をイメージしてくれれば分かりやすいと思います。
アクションゲームというよりもパズルゲームとしての側面が強い作品です。
・索敵が大好きな方
・敵の倒し方にこだわりを持ちたい方
・スナイパーライフルで狙撃するのが好きな方
・派手な演出と爽快感
・練り込まれた敵の配置やステージギミック
・ストーリーはかなり胸糞な部類
・合間のミニゲームがあまり面白くない
・ゲームが進むにつれて新たな要素やギミックが増し増しで鬱陶しくなる
・敵を発見したら片っ端からマーキング
敵の拠点を遠くから眺め索敵し、スナイパーライフルで狙撃する。
この時点で楽しいのに、弾丸を自由に曲げられるとなれば、それはもう最高ですよね。
ただし、「ワンショット・ワンキル」ではなく、「ワンショット・オールキル」という条件が付きますが。
アクションゲームではなく、パズルゲームとして捉えた方が本作は理解しやすいと思います。
敵の配置やギミックを熟知し、どのような順番で敵を撃ち抜くと良いのか?
操作はバレットタイム(時間がスローモーションになる)で行われるので、それほど瞬間的な判断や忙しい操作は求められません。
ヘッドショットもそれほどシビアではありません。
誰でも簡単に爽快感のあるスナイプを楽しむことができます。
ただし、中盤からはギミックや新要素が増し増しとなります。
何度も失敗を繰り返しながら狙撃ルートを探ることになります。
敵の配置もイヤらしく、マップも広がり複雑になります。
(もう~敵どこだよ?!)
人によっては楽しさよりもイライラの方が勝ってしまうかもしれません。
しかし、本作はそれほどボリュームがあるわけではないので、何度かやっていると全クリできる程度には収まっています。
個人的には丁度良いボリュームでした。
最後に、ストーリーはかなり胸糞です。。
復讐してスッキリ!と言った、気持の良いものではありませんが、個人的には好みです。
気になる方は、ぜひプレイしてみてください。