南極に閉じ込められた主人公が、そこに住まう人たちに料理を振る舞うゲームです。
世界観はSF+ディストピア、ゲーム性は電撃イライラ棒といった感じです。
操作はかなりシビアで、難易度が高い作品となっています。
料理にはタバコなどの食べられない食材も登場します。
Gも調理するので苦手な方は要注意!
・ディストピアな世界観が好きな方
・ローポリの作風が好きな方
・シビアな操作を求められる作品が好きな方
・奇ゲーが好きな方
・唯一無二の世界観
・唯一無二のゲーム体験
・難易度の調整がアイデアとして面白い
(中華鍋を選べばフチが深くなり食材が飛び出しにくくなる。鉄板はその逆)
・料理を振る舞うとやたら褒めてくれる
・癖が強くかなり人を選ぶ
・あまりに上手く行かない場合はマウスの感度を落としてみると良いかも
・ひっくり返したい食材はフチの方に寄せると良い
・何度もプレイしていると偶然にも成功することがあるので諦めないこと
かなり癖が強く、遊ぶ人を選びますが、面白い作品です。
その世界観やゲーム体験も含めて、本作でしか味わえないものが多すぎます。
キャラクターのデザインも独特です。
この世界では、ろくな目にあっていないことが何となく伝わります。
まるで任天堂64のようなローポリなグラフィックが想像力を掻き立てますね。
台詞もやたらと哲学的ですが、さっぱり意味が分かりません。
さっぱり意味が分かりませんが、何となく言いたいことが伝わってくるのが本作の不思議なところです。
ゲーム的にみれば、操作がとにかくシビアで難しいです。
頭はまったく使いません。
ただひたすらにシビアな操作が求められます。
人によってはイライラしてすぐにゲームを投げ出してしまうかもしれません。
メイン料理である目玉焼きに加えて、煙草やGなどの信じられないものまで調理します。
その信じられない食材たちがゲームに上手いスパイスを加えています。
煙草は燃え尽きたらアウトだし、Gは勝手にフライパンから飛び出して行くし、ちゃんとゲームに変化を与えてくれるんですよね。
(どうやったらこんなアイデアが思い付くんだ?)と何度も思わされました。
最後に、本作はプレイ動画や文章を読んでいるだけでは、その魅力が伝わりづらい作品です。
かなり人を選びますが、シビアで独特な操作感や、そのゲーム性はあまりにも唯一無二です。
ぜひ、自分でも体験してみることをオススメします。