見下ろし型視点のアクションゲームです。
捕らえられたゴリラを操り、ジャングルへ脱出しましょう。
アクションは、突き飛ばす、掴むの2種類だけのシンプルなシステムです。
激しいジャズミュージックが流れるのが特徴で、とてもお洒落な作品です。
ややグロいですが、気持ち悪さを感じるようなグロさではありません。
難易度が高く死にゲーですが、クリアするだけなら投げ出すほど難しくはないです。
・ジャズミュージックが好きな方
・死にゲーが好きな方
・スピード感があって、テンポの良いゲームをプレイしたい方
・気分を高揚させてくれる音楽とSE
・シンプルなゲームシステム
・どこを切り取ってもお洒落なグラフィックデザイン
・豊富なシチュエーション
・遊んでいてやや飽きる
・突破を優先すること
敵はそれほどしつこく追いかけて来ないし、無理に殺す必要はありません。
(あっ、後ろに敵を残しちゃった!)
このような状況でも、無理に引き返した方が危険だったりするので、無視して突破しましょう。
・敵との間に壁を挟むように動くこと
敵の射線に入らないように、敵との間に壁を挟むように動きましょう。
・多少は運も絡むと心得る
ヒッチャカメッチャカになりがちなので、あまり気にせずリトライを続ければいずれはクリアできます。
変に根を詰めてやるとドツボにハマりがちです。
お洒落でスタイリッシュな作品です。
人によっては神ゲー足り得るかもしれません。
激しいジャズミュージックがプレイヤーの気分を盛り上げてくれます。
敵(人間)を殺したときのSE(サウンドエフェクト)も派手なシンバルの音が鳴り響きます。
これがまた気持ち良いのです。
ゲームのSEなんて気持ち良ければどうでも良いのです。
たとえば、刀を抜いたときに「シャキーン」という金属音がするのも完全にフィクションですが、創作物は気持ち良ければどうでも良いのです。
雰囲気を盛り上げてくれて、プレイヤーが気持ちよくなれば良いのです。
そういう意味で、本作の作者は良く分かっていると思います。
操作もシンプルで、移動の他には、突き飛ばすと掴むしかありません。
遊んだ瞬間に操作に慣れますし、どんなゲームなのか瞬時に理解できます。
敵を突き飛ばせば、壁にぶつかって派手に四散しますし、ガラスを突き破って落下します。
敵を掴めば、人肉の盾となりますし、それを投げ飛ばせば投擲武器となります。
なかなか酷いことをやっているようですが、自分はゴリラですし、ジャングルに帰らなければならないので仕方ありません。
そもそもゴリラを捕まえて実験している方が悪いのです。
人間の都合なんて知ったことじゃありません。自分はゴリラですしね。
難しくて死にゲーですが、
どの場面を切り取ってもお洒落でスタイリッシュな良作アクションです。