ゲームで生き残る

グラフィックデザインが秀逸なホラーゲーム「因果律」感想 レビュー

 

1.「因果律」ってどんなゲーム?

韓国産ツクール製ホラーアドベンチャーゲームです。

心霊現象によって校舎に閉じ込められてしまった生徒を救うために、主人公は悪霊が彷徨う校内を奔走します。

基本的に戦闘要素は無く、悪霊を相手にした場合は逃走して身を隠すしかありません。

校内で集めたアイテムを使用したり、パズルを解いてゲームを進めて行きます。

セーブはアイテムを使用するので、回数が有限です。

初見でも4時間くらいでクリアできると思います。

そこまで強烈なジャンプスケアグロも無いので、怖いのが苦手な方でも十分にプレイできます。

 

2.どんな人におススメ?

・ツクール製のゲームが好きな方

・ノスタルジックなゲームが好きな方

・パロディが好きな方

 

3.良かったところ

・主人公の移動速度が速い

・オチ(エンディング)が秀逸

・悪霊の特徴にバラエティがある

・作り込まれたデザイン

↑のスクショはセーブ画面ですが、デザインが作り込まれています。

 

4.ちょっと気になったところ

・操作感があまり良くない

・ゲーム体験としては特別な部分が何も無い

・ゲームの導線があまり上手くない部分がある

懐中電灯を持っているのにそれを使わず、辺りが暗すぎて調べられないとか言ったりする。

・日本語のローカライズが少し荒い

ただしゲームをクリアするには問題ない。

 

5.今からプレイする方へアドバイス

・セーブはこまめにしても良い

セーブするにはアイテムが必要ですが、十分過ぎるほどに手に入るので、気にせずこまめにセーブしましょう。

初見殺しがそれなりにあるので、ちゃんとセーブして保険をかけておくべきです。

・体力が少なくなったらすぐに回復すること

回復アイテムも十分に手に入ります。

普通にプレイしていたら余るほどです。

・敵の出現はランダムなので無駄に身構える必要は無い

・人型意外の悪霊はトイレに逃げ込めば解決する

・最初に画面の明るさをマックス(+4)に設定すると快適

 

6.珠音真珠の感想

グラフィックデザインが秀逸なホラーアドベンチャーゲームです。

ノスタルジーを感じられるデザインが多いのが良いですね。

携帯電話もガラケー(しかもSAMSIN)だし、明らかにゲームボーイアドバンスをパロったデザインのゲーム機も登場します。

ゲーム内で登場する書類もちゃんと日本語デザインになっています。

この辺の作り込みは本当に凄いです。

 

ただ、ゲームとしては普通です。

よくあるツクール製のホラーアドベンチャーです。

よく出来ていますが、特筆するような部分を見つけるのが難しいです。

 

謎解きやパズルも、それほど難しいところはありません。

適当にガチャガチャやっていれば解けます。

 

尖った部分は無いですが、万人におすすめできるホラーゲームと言えるでしょう。

 

しかし、ツクール製のホラーゲームで、

舞台が学校の作品は、いじめが題材になっている率が異常ですよね。

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