1.「黒い手帳」ってどんなゲーム?

RPGツクールで作られた短編ホラーアドベンチャーゲームです。

謎解きや追いかけっこなどのゲームの要素はありません。

基本的にストーリーを楽しむタイプの作品です。

ある日、落とした手帳を探しているイケメンと主人公は知り合うのだが…

フリーゲームとして配信されています。

 

2.どんな人におススメ?

・サクッと遊べるゲームがプレイしたい方

・ジャンプスケアなどのハードなホラーは苦手な方

・ストーリーだけを楽しみたい方

 

3.良かったところ

・エンディング回収が快適

エンディングの分岐点までスキップする機能もあって快適です。

 

4.ちょっと気になったところ

・謎が投げっぱなしとなっている部分がある

 

5.今からプレイする方へ

・とくになし

 

6.珠音真珠の感想

ゲームがあまり得意ではない人にピッタリの作品だと思います。

謎解きや追いかけっこの要素はなく、基本的にストーリーを楽しむだけです。

難しいことは何ひとつ求められません。

また、ジャンプスケアもありませんし、ホラーとしてハードなものではありません。

 

エンディングは全部で5種類あるのですが、快適にすべて回収できるように作られています。

分岐点までスキップできますし、いつでもセーブできるので、システムで困ることはないでしょう。

ここは素晴らしい配慮です。

 

ただ、ゲームとしても、物語としても、今ひとつ足りない印象です。

ポジティブに言うのなら、考察の余地があり、仰々しい演出に頼っていない。

ネガティブに言うのなら、薄味で、面白みに欠けます。

短編なので、そこまで深い物語を展開するのは難しいと思いますが、強烈なインパクトを残すような場面が見当たらないのは、創作物として寂しいところです。