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さっさと自白しろ!!死刑にするぞ!!「ドキドキAI尋問ゲーム 完全版」感想 レビュー

 

1.「ドキドキAI尋問ゲーム 完全版」ってどんなゲーム?

殺人犯と思われるAIの自白を引き出すゲームです。

「ChatGPT」を使用しており、プレイヤーは好きな文章でAIと会話が出来ます。

2.どんな人におススメ?

・アイデア勝負のゲームがプレイしたい方

 

3.良かったところ

・斬新なアイデアとゲームプレイ

・人間について考えさせられるちょっとした仕掛けがある

 

4.ちょっと気になったところ

・良くも悪くもアイデア一発勝負の作品であり、一度クリアすると飽きる

・会話のパターンが少ない

・そもそも尋問するゲームではない

ゲームのタイトルや説明に齟齬があるように思える。

質問を重ねて矛盾点をあぶり出すような推理ゲームではなく、恫喝して自白を強要するゲームである。

(思っていたようなゲームではなかった…)という人もいるだろう。

 

5.今からプレイする方へアドバイス

・文章の改行は「Shift+EnterKey」

・徹底的に恫喝すること

6.珠音真珠の感想

アイデア1発勝負の作品です。

本作はSteam「389円」で購入することが出来ますが、ワンコイン分の価値はあると思います。

 

チャットGPTを使用し、殺人犯と思われるAIを尋問して追い詰める。

いかにも面白そうに思えますが、実際にプレイしてみるとイメージしていたゲームではありませんでした。

確信に迫るような質問には「酔っ払っていて覚えていない」と返答されて話が進みません。

徹底的に恫喝して自白を引き出すゲームです。

「会話の中から矛盾点を探し出し推理する」ようなゲームを求めている方は肩透かしをくらうでしょう。

 

ただ、この恫喝ゲームには一つの仕掛けがあって、そこは楽しませてもらいました(ネタバレになるのであまり語れない…)。

 

思っていたようなゲームではなかったし、手放しで褒められるような作品ではありませんが、一度はプレイしてみても良いと思います。

その優れたアイデアは体験してみる価値があります。

 

余談ですが、自分は仕事やプライベートでチャットGPTをよく利用します。

AIに対しては「質問をする」のも良いですが、「相手の役割を指定して命令を与える」ように使うとなお良いです。

 

たとえば、、

「あなたはプログラマーです。Excelで体重の推移を記録するためのシートを作成してください」

「あなたは人事であり企業の採用担当者です。印象の良い志望動機を300字でまとめてください」

 

AIの進化にはこれからも目が離せません。

ゲームであれ仕事であれ、最新のテクノロジーに触れる機会は貴重です。

このようなゲームが生まれたのも、とても興味深いことです。






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