殺人犯と思われるAIの自白を引き出すゲームです。
「ChatGPT」を使用しており、プレイヤーは好きな文章でAIと会話が出来ます。
・アイデア勝負のゲームがプレイしたい方
・斬新なアイデアとゲームプレイ
・人間について考えさせられるちょっとした仕掛けがある
・良くも悪くもアイデア一発勝負の作品であり、一度クリアすると飽きる
・会話のパターンが少ない
・そもそも尋問するゲームではない
ゲームのタイトルや説明に齟齬があるように思える。
質問を重ねて矛盾点をあぶり出すような推理ゲームではなく、恫喝して自白を強要するゲームである。
(思っていたようなゲームではなかった…)という人もいるだろう。
・文章の改行は「Shift+EnterKey」
・徹底的に恫喝すること
アイデア1発勝負の作品です。
本作はSteamで「389円」で購入することが出来ますが、ワンコイン分の価値はあると思います。
チャットGPTを使用し、殺人犯と思われるAIを尋問して追い詰める。
いかにも面白そうに思えますが、実際にプレイしてみるとイメージしていたゲームではありませんでした。
確信に迫るような質問には「酔っ払っていて覚えていない」と返答されて話が進みません。
徹底的に恫喝して自白を引き出すゲームです。
「会話の中から矛盾点を探し出し推理する」ようなゲームを求めている方は肩透かしをくらうでしょう。
ただ、この恫喝ゲームには一つの仕掛けがあって、そこは楽しませてもらいました(ネタバレになるのであまり語れない…)。
思っていたようなゲームではなかったし、手放しで褒められるような作品ではありませんが、一度はプレイしてみても良いと思います。
その優れたアイデアは体験してみる価値があります。
余談ですが、自分は仕事やプライベートでチャットGPTをよく利用します。
AIに対しては「質問をする」のも良いですが、「相手の役割を指定して命令を与える」ように使うとなお良いです。
たとえば、、
「あなたはプログラマーです。Excelで体重の推移を記録するためのシートを作成してください」
「あなたは人事であり企業の採用担当者です。印象の良い志望動機を300字でまとめてください」
AIの進化にはこれからも目が離せません。
ゲームであれ仕事であれ、最新のテクノロジーに触れる機会は貴重です。
このようなゲームが生まれたのも、とても興味深いことです。