ゲームで生き残る

あまりに静的過ぎる「Mountain’s Memory」感想、レビュー

 

1.「マウンテンズメモリー」ってどんなゲーム?

FPS視点のウォーキングシミュレーターホラーゲームです。

ランプだけを頼りに暗い山道を歩いていきます。

 

Steamにて無料で配信されています。

ゴア表現(グロ)やスケアジャンプはありません。

怖がりな方でも大丈夫だと思います。

 

2.どんな人におススメ?

・サクッと遊べるゲームを探している方

・雰囲気ゲーが好き

 

3.良かったところ

・オプションで画面の揺れをオフに出来る

 

4.ちょっと気になったところ

・ゲーム全般

※詳細は感想にて

 

5.今からプレイする方へ

・酔いやすい方はオプションから画面の揺れをオフにすること

・最初にランプを手にしてからゲームが始まる

 

6.珠音真珠の感想

正直に言えば、まったく面白くなかったです。

最初の地点からどこに進んで良いのか分かりませんでした。

視界が悪い上に、周囲が見えない壁でかこまれています。

どこに行けば良いのかも分からないし、何を求められているのかも分かりません。

 

5分くらいウロウロしたところで、一度ゲームをやめました。

Steamのストアページを読んでいると、「手元にあるのは頼りないランプだけ…」との表記を見つけました。

再度ゲームを起動し、ランプを調べると、ようやくゲームが進みました。

この時点で、没入感も何も無く、ストレスだけがありました。

 

真っ暗で、木々に阻まれた視界の悪い山道をノシノシと歩いていきます。

(さぁ…この先には何があるんだろう…?)

(いつ仕掛けて来るんだろう…?)

(いつ面白くなるんだろう…?)

(え…?終わり…?)

結果的には、ワケの分からないマップをただ歩かされただけでした。

本当に何も無かったです。

虚無です。

 

ストアページには「Jホラー的な恐怖を目指した」とあります。

Jホラー的な恐怖が具体的に何を指すのかは分かりませんが、、

おそらく、仰々しい演出は控え目に、しっとりとした静的な恐怖を演出したかったのだと思います。

 

しかし、あまりに静的過ぎます。

退屈、つまらない、それすら通り越しています。

虚無なんです。

ワケの分からないマップを歩かされるだけなんですよ。

 

本作のタイトルは「Mountain’s Memory」です。

直訳すると「山の記憶」です。

(こういうことがあったんだろうな…)なんて匂わせのようなオブジェクトがありますが、ほぼ意味不明です。

探索の楽しさであったり、考察の余地というものも感じられません。

 

ワケの分からないマップや、脈絡なく切り替わる場面というのは、サイコロジカルホラーの鉄板です。

山の記憶を描写するのなら、そういう舞台装置で良いと思います。

ただ、もっと分かりやすく作るべきです。

本作は10分くらいで終わりますが、あまりに情報が無さ過ぎます。

 

しつこいですが、

結局はワケの分からないマップをただ歩かされたという印象しか残らないのです。







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