静岡県の「石松餃子」さんへ行ってきました。

「石松餃子」さんは「浜松餃子」の元祖と呼ばれているお店です。
ボクは餃子の消費量日本一である浜松餃子が食べたくて、今回は石松餃子さんの本店へ足を運びました。
今回注文したのは、
「中華そば」
「水餃子」(ごまだれ)
「石松餃子単品20個」(車盛り)です。
まずは「中華そば」から、


やや甘みが強めの中華そばです。
煮玉子やチャーシューがとても甘めの味付けがされています。
個人的には、普通です。
味付けは悪くないですが、あまり麺が好みではありませんでした。
ニュルニュル、モチモチ系のストレート麺なのですが、ちょっと生茹で感がありました。
続いて、水餃子(ごまだれ)です。

タレは、「おろしポン酢」か「ごまだれ」か選べるのですが、今回はごまだれにしました。
味は美味しいのですが…生温かったです。
美味しいのですが、個人的にはスープに浸った熱々の水餃子の方が好みでした。
そして、メインの「石松餃子」(20個、車盛り)です。

盛り付けが映えますね。
これは餃子を20個以上頼むことによって、「車盛り」という盛り付けになるようです。
まずはそのまま食べてみます。

????????????
これは…?味が…無い…?
まさか味を付け忘れたのか?
もちろん、そんなことは無いと思います。
卓上のタレを付けて食べてみました。

一番左の餃子のタレを付けて食べます。

う~ん…微妙です…
ボクは誓って提灯記事は書きません。
すべての記事を本音で書いています。
もちろん、本記事も本音で書きます。
不味いわけではありませんが、美味しくもありません。
良く言えば、優しい味。
悪く言えば、まったくパンチがありません。
餃子の美味しさって何でしょう?
想像してみてください。
パリッとした皮を前歯で噛みちぎり、
溢れる肉汁とモチモチとした皮を奥歯で噛み、
飲み込むのと同時に、ニラ、ニンニク、生姜の香りが鼻から抜ける。
こういったものを餃子の旨さだと思っている方(ボクですが…)は、石松餃子は合わないと思います。
石松餃子の皮は、パリッとした食感も無ければ、モチモチとした食感も感じられませんでした。
強いて言うなら、フワフワとした食感です。
全体的に柔らかいです。
そして、塩気があまりありません。
もっとも強く感じるのはキャベツの甘みです。
旨さの芯となるものが無いんですよ。
本当に失礼な言い方をするなら、まるで病院食を食べているような味気なさがあります。
真ん中のモヤシですが、とくに味付けはされていません。
普通の茹でたモヤシです。
タレを付けて食べます。

モヤシのザクザクとした感触は心地良いですが、普通にタレを付けたモヤシなんです。
餃子との相性は良いですが、特別美味しいものではないです。
卓上のラー油をたっぷり掛けて食べてみます。

結構辛いです。
しかし、もうここまで来ると、タレの味と餃子の食感しかしません。
餃子の旨さが無いんです。
優しい味です。
パクパクと量を食べられます。
中華そば、水餃子、石松餃子20個。
頼み過ぎだろ!食べ過ぎだろ!

ちゃんと完食しています。
優しい味だけに量を食べられるんです。
きっと、消費量が日本一というのも、この食べやすさが大きな原因だと思います。
しかし、パンチが無さ過ぎます。
自分にとって好みの味ではありません。
腹は膨れたのですが、何だか物足りなさが残る味でした。
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