静岡県の田子の浦にある「今屋のハンバーガーしずおか1号店」に行ってきました。

「今屋のハンバーガー」は、福岡市で50年以上も続けられている、有名なハンバーガー(実際はホットドック)屋さんです。
静岡にあるお店は「のれん分け」という形で出店されているそうです。
メニュー↓

今回は、「ハンバーガー」と、一番人気である「ミックスグリル」を注文しました。
テイクアウト専門店なので、袋に入れられた状態で渡されます。
持ち帰り、袋の中を確認してみると…

凄くボリューミーです。
テイクアウト用の袋なのですが、お手拭きが多めに入れられているし、袋の底に厚紙が敷かれてあるので、料理が傾きません。

このホスピタリティは本当に素晴らしいと思います。
まずは、「ハンバーガー」から頂きます。


ちなみに、カラシは注文の際に付けるかどうか選ぶことができます。
付けてくれるようにお願いしたら、べったりと付けてくれました。
食べてみると…

お肉の柔らかさに驚きました。
噛んだ瞬間にホロリと崩れます。
とても柔らかく、ニュルニュルとした食感で、かなりニンニクが効いています。
普通の肉々しいハンバーガーを想像していたので、面食らいました。
底には、酢キャベツが敷かれています。

酢キャベツがかなり酸味が強いです。
おそらくピクルスの代わりに入れているのでしょうけど、見事な存在感を発揮しています。
次は、「ミックスグリル」を頂きます。


ハンバーグの他に、卵焼きと赤ウィンナーが入っています。
食べてみると、赤ウィンナーと卵焼きのおかげで、ハンバーガーよりも、まろやかな味わいです。
超ひさびさに赤ウィンナーを食べました。
小学生の頃に、お弁当に母が入れてくれていたような記憶があります。
正直に言います。
じゃあ結局美味いのか?と聞かれたのなら、
「そこまで美味しいわけではない」と答えます。
まず、ハンバーグが自分の好みではありません。
無理やり例えるなら、ニンニクをガッツリ効かせた、柔らかい餃子の具のような味わいです。
少なくとも普通のハンバーグではありません。
魚ハンバーグや豆腐ハンバーグのように、ハンバーグでありながら、似て非なるものです。
ここは明確に好みが分かれる点だと思います。
そして、ニンニクと酢キャベツが強すぎます。
良く言えば、ワイルドでパンチのある味です。
悪く言うなら、雑な味です。
個々の味が強すぎるだけに、口のなかで喧嘩します。
ビールで流し込むような食べ方が合いそうでもあります。
ただ、一度は食べてみることを強く推奨します。
なぜなら、このような味わいの料理はいままで食べたことが無かったからです。
パンチがあります。インパクトがあります。
ボクの好みではありませんでしたが、あなたはとても気にいるかもしれません。
機会があれば、福岡の方にも行ってみたいですね。