青森県の十和田市にある「アントニオ猪木家の墓」へお墓参りに行ってきました。
こちらにあるお墓には、アントニオ猪木氏の妻である田鶴子氏の遺骨が納骨されています。
ボクは大のプロレスファンで、小学校の卒業文集でも「グレート・ムタ」を尊敬する人に挙げたほどです。
青森に滞在しているうちに、どうしても訪れておきたかったのが、アントニオ猪木家のお墓です。
八甲田の山中に存在する「蔦温泉」という名湯のすぐそばにお墓があります。
お墓の入り口には、看板が立てられています。
お墓の管理も蔦温泉がされているそうです。
山中ということもあり、自然に囲まれた美しい場所です。
少し歩くと、石段が見えてきます。
石段を登りきって、左側にアントニオ猪木家のお墓があります。
「道」という文字が刻まれています。
今年公開された「アントニオ猪木をさがして」というドキュメンタリー映画のパンフも置いてありました。
真っ赤な闘魂タオルが巻かれています。
…と思ったら、タオルではなく赤いマフラーでした。
アントニオ猪木氏の有名な詩である「道」も刻まれています。
すぐとなりに愛犬である「ファア」のお墓もあります。
とても静かで美しい場所にお墓は存在します。
プオタ(プロレスオタク)をやっていて、絶対に避けられない人物がアントニオ猪木氏です。
そして、アントニオ猪木氏に関する書籍を読み漁って、アントニオ猪木氏が少し嫌いになるのもプオタが通る道だと思います。
(なんてめちゃくちゃな人なんだ…周りに迷惑を掛け過ぎだろ…)と。
しかし、人々を熱狂の渦に巻き込み、カルチャーを引っ張る圧倒的なカリスマであったのも事実なのです。
普通の人であれば躊躇するようなことも簡単にやってのけてしまう、その破天荒さ。
法律やモラルすら取っ払う大胆な行動力。
スキャンダラスで人々を釘付けにし続ける存在感。
一周まわって、(やっぱ猪木ってスゲーよな)という場所に着地するのもプヲタあるあるだと思います。
ボクは生涯プオタでいるつもりです。
プロレス界を盛り上げてくれたアントニオ猪木氏には感謝の念が絶えません。
ありがとう、アントニオ猪木。
アントニオ猪木氏、田鶴子氏。
心からご冥福をお祈りします。