【鉄拳8】現状の鉄拳の問題点を考える、その7「”没個性”と”ゲームバランス重視の調整”」【不満点】

最初に書いておきたいことがあります。
シーズン2の鉄拳に対する不満点に関する記事は、これが最後です。
言いたいことが山ほどありますが、取り上げればキリがありません。
自分は鉄拳8のシーズン2はクソゲーだと思っています。
鉄拳3から遊び続けていますが、鉄拳8のシーズン2が一番嫌いです。
でも、鉄拳は大好きです。
大好きだからこそ、本当に好きなものだからこそ、嘘は吐きたくありません。
現状の鉄拳は面白くないです。
そして、今回書く記事は”古参の意見”です、
”鉄拳老害”の書く記事です。
現状の鉄拳が好きな方は読まない方が良いです。
鉄拳7の頃からインフレが加速し、現状の鉄拳8は没個性が過ぎます。
シーズン2のブライアン。
12F確反が付きました。
しかも、ヒット後はスウェイステップに移行して読み合いというおまけ付きです。
確反のみならず、コンボ(壁コン含む)でも大活躍です。
自分はブライアンを好んで使います。
せっかく付けてもらった技なので有り難く使わせてもらっているのですが、この調整には疑問が残ります。
元々、ブライアンはジェットアッパーという14F確反が強い代わりに、全体的な確反は弱めでした。
14Fで浮かせられる代わりに、立ち、しゃがみ共に全体的な確反は弱かったのです。
それが現在はどうでしょう?
確反が揃い過ぎです。
そして、ブライアンに限ったことではありませんが、立ち途中13F確反も各キャラに付けすぎです。
もう標準装備と言っても良いでしょう。
シーズン2で追加されたアーマーキングも立ち途中13F確反が付いています。
しかも、ヒート対応です。
アーマーキングには、立ち途中12Fで出せる強力なカウンター技があります。
確反なし。カウンターでコンボです。
とても強力な技です。
この技は尖っていて素晴らしいです。
どっちかだけで良かったのでは??
アーマーキングには立ち途中に発生の早い強力なカウンター技がある。
ただし、立ち途中の確定反撃は弱い。
こういった特製を持たせても良かったと思います。
もっと言うなら、6LKRP派生がコンボで便利過ぎです。
元々、シャドーラリアット(6N23LP)をコンボで挟むのがアーマーキングの腕の見せ所でした。
今作で追加された技によって、簡単にシャドーラリアットが出せます。
便利な技ですが、面白みも減ったと思います(個人的にシーズン2のアマキンは好みの調整ではない)。
他にも、いくつか気になる調整を挙げてみます。
一八と平八も胴抜き装備↓
一八には、”奪命拳”という素晴らしい技があるじゃないですか。
前作(鉄拳7)の主人公である平八の息の根を止めた(復活したが…)素晴らしい技が。
ついでに平八だって”鬼神拳”という素晴らしい技があるのに…
自分はスティーブ使いです。
現在の調整は好きになれません。
たとえば、8RP。
この技はPKB(6WK)の構えからしか出せなかったからこそ素晴らしかったのです。
4WP。
この技は要りません(ただし鉄拳老害の意見)。
スティーブにはスマッシュ(236LP)という素晴らしい技があるじゃないですか。
スマッシュはコマンド入力がちょっと難しい(いわゆる波動コマンド)です。
実戦では、スマッシュを打つつもりが左アッパー(3LP)に化けたという経験をしたプレイヤーも多いと思います。
236の6を伸ばし気味で入力すると化けにくいです。
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立ち途中確反にしても、ここまで充実させる必要があるのかは疑問です。
全体的に技が揃いすぎです。
そのうちスティーブにもスライディングやジャイアントスイングまで付けるんじゃないか?と思えるくらいにインフレしています。
現在のプレイヤーからすれば信じられないかもしれませんが、昔の鉄拳には立ち途中の浮かせ技すら持っていないキャラもいました。
平八やファランが該当します。
だからこそ、立ちキャン最風などの技術でプレイヤーがカバーしていたのです。
足りないものというのは、”弱点”なのは間違いありません。
しかし、それと同時に、”個性”でもあるし、”攻略要素”でもあるし、”プレイヤーの腕の見せ所”でもあるのです。
平八とファランにしても現在は↓
昔に引退したプレイヤーからすれば、平八とファランが立ち途中の15F浮かし技が付いていることが信じられないでしょう。
余談ですが、鉄拳7の途中(シーズン3だったかな?うろ覚え)から平八にも立ち途中の浮かせ技が追加されました。
ただし、発生が遅く(18F)、拾うのがかなり難しい(ほぼ最速で奈落を打つ必要がある)という調整でした(ちなみに拾うのが難しいという部分は後にアプデで解消された)。
(ついに平八にも立ち途中の浮かせ技が付いたのか~でも性能的にはそれほど強い方ではないな…しかも拾うのが難しいし…)
なんて当時は思っていましたが、鉄拳8では15Fの浮かし技ですからね。
何でもかんでも強化して、足りない穴を埋めれば良いというものではありません。
昔からプレイしている身として断言します。
”足りないものがある方が対戦ゲームは面白い”です
なぜならプレイヤーが工夫するからです。
対戦にしても、プレイヤーもキャラも個性が引き立つでしょう。
これは格闘ゲームに限った話ではありません。
たとえば、対戦型のシューティングゲーム。
ハンドガンの小回りを持ち、ショットガンのように散弾し、スナイパーライフルの射程距離があり、ロケットランチャーの威力がある。

こんな銃が登場したらクソゲーになるに決まっているじゃないですか。
小回りが効く代わりに威力が無い。
接近戦は強いが遠距離はとことん弱い(その逆も然り)。
などなど。
強い部分と弱い部分があるからこそ対戦は面白いのです。
現状の鉄拳はインフレし過ぎです。
穴を埋め過ぎです。
”没個性”です。
ほぼ弱点が無いじゃないですか。
何でも揃い過ぎです。
これは自分でも本当に悲しくなるのですが…
鉄拳7のアーケード時代、アップデートで新キャラが追加されるたびに、自分は有給を取ってゲーセンまで攻略に行っていました(自分でも頭がおかしいと思うが、それくらい鉄拳が好なのです)。
しかし、現状の鉄拳は”新キャラにワクワクしません”。
とくにシーズン2は、(良くも悪くも)このキャラやべぇな…!と思えるのはアンナくらいでした。
あとのキャラは薄味です。
はいはい、こういう技が揃ってるのね。
はいはい、こういう読み合いをして欲しいのね。
もう”情報をなぞるだけでしか無い”のです。
テンプレ調整というか、あまりに没個性的です。
新キャラのミアリズも性能的には好きではありません。
もっと”尖らせて欲しい”です。
強い技や多少のぶっ壊れ要素は全然良いです。
その代わりに、弱点もあれば良いのです。
穴を埋める方向で調整し過ぎでは??
スティーブであれば、
13Fカウンターというぶっ壊れ技がある。
低リスクかつ豊富なコンビネーションがある。
ただし、確定反撃や崩しは弱い。
これで良かったと思います。
自分は10年くらいスティーブを使っていますが、鉄拳8のスティーブがもっとも使っていて飽きます。
つまらないというか、飽きるのです。
ライオンハートの読み合いは勝っても負けてもくだらないし、ヒート中に”完全二択の投げ”が発生するのも意味が分かりません(ボクサーとは?)。
最後に。。
鉄拳8が『現在のような調整をするのも分かる』のです。
この記事で取り上げた、各種便利技や立ち途中の確反技などを付ける意図は分かります。
まず、ワンコマンドで発生する便利技は、新規さんや初心者さんにとっては有り難い調整でしょう。
鉄拳はコマンド入力が難しい技も多いです(その代わりに性能的に強いというバランスが保たれている)。
スティーブのスマッシュ(236LP)にしても、新規さんや初心者さんはちょっと難しいと思います。
4WPというワンコマンド技が追加されたことによって、スティーブというキャラは遊びやすくなったとも言えます。
立ち途中の確反技を充実させるのも理解できます。
なぜなら、現代では”競技シーン”があるからです。
”eスポーツ”の時代です。プロゲーマーという職業が存在します。
立ち途中の13F確反。立ち途中の浮かせ技。
これらが標準装備となってしまった以上、他のキャラにも付けざるを得ないのでしょう。
ゲームバランスを整えるためには仕方ありません。
もっと尖らせて欲しい、なんて自分は思っていますが、ゲームバランスを最優先に考えるのも理解できるのです(ただし、体力を増やしたりなど、その方法には賛同できないが…)。
ゲームバランス重視の調整に関して、一つだけ質問をさせてください。
シーズン1のドラグノフ。
シーズン2のドラグノフ。
どちらが面白かったですか?
たしかにゲームバランスは整ったのかもしれませんが、”ゲームの面白さ”という、もっとも重要な部分がおざなりになっているのではないでしょうか。
結局は、自分の書いていることは鉄拳老害のいち意見でしかありません。
現状の鉄拳が面白いと思う方は、そっとじしてください。
耳を貸す必要は一切ありません。
過去の鉄拳を美化する意図はありません。
過去の鉄拳がどれだけ素晴らしく、現在の鉄拳がいかに駄目なのか?
そんなことを語るつもりもないし、そもそも自分は鉄拳8も好きです。
シーズン1は楽しかったし、アグレッシブ調整も好意的にとらえています。
シーズン2だけが嫌いなのです。
好きなものだからこそ嘘は吐けません。
シーズン2は面白くないです。
これから始まるであろうシーズン3には心から期待をしています。
良いゲームになることを願ってやみません。
これ以上は余計な水を差したくないので、シーズン2に対する不満点などの記事はこれまでとします。
長い記事をここまで読んでくれてありがとうございました!
自分はいつまでも鉄拳が好きです。



